​​​​​​​​2018が終わった翌日から2019プレシーズンテストが始まった。
2018チャンピオンチームのホンダは、2019レギュラーになるライダー 2018チャンピオン マルク・マルケスとホルヘ・ロレンソ、インディペンデントの中上貴晶、開発ライダーのステファン・ブラドルの4名が参加した。

​使用するマシンは、2019用開発マシン、2018レプソル、2018LCR:2台。
2019用開発マシンにはマルケスが乗る。


エンジンパワーを上げて、フレームの軽量化を追求。リヤスイングアームの強化など開発が進められてる状況。この後、マルケスは左肩の手術をおこなうため、2018の走り収めになる。

2018レプソルホンダへの移籍を発表したホルヘ・ロレンソも精力的に走りこむ。
​​​ロレンソは最初のライディングでマシンのコンパクトさに驚いたという。ドゥカティに比べると、かなり小さいらしく、風の違いを大きく感じるらしい。今回のライディングで使用したマシンは、最終戦でペドロサが乗ったマシンだったため、少しエンジンが疲労していたが、感触は良かったとのこと。
​ロレンソのケガは完治していないが、この後 マルケスが走れなくなるため、ロレンソの力に期待というところか・・・・・​

ロレンソ自身 このマシンならタイトルは狙えると大きな自信を見せた。​​



インディペンデント LCRも2台を走らせた。
2台ともクラッチローが2018シーズンに使用したマシン。
2018最終戦バレンシアで総合6位、インディペンデントクラス1位になった中上貴晶選手は、2018の自身のマシンではなく、クラッチローのマシンを使用した。
中上選手は「自分のマシンに比べて、エンジンのパワフルさが違っていて、これくらいパワーに余裕が出れば、バトル中も相手を見れる」と話す。
2019はこのマシンをベースにするのか、2018レプソルをベースにするのかは、この後のミーティングで決めるとのこと。


ステファン・ブラドルも精力的に走らせていたが、クラッチローの2018シーズンマシンという話だが、細かく見ると、レプソルの2018スペアマシンに似ていて、もしかすると2019は2018レプソルシャシーに2019エンジンを積む可能性が高い。

​ホンダとしては、もう2台追加したい意向だが、参戦を希望するライダーがいないようだ。​​