予選は8号車が最速と思われたが、ブエミがトラックリミットを超えたということで、最速タイムは無効となり、7号車がトップとなった。
TOYOTA GAZOO Racingのチーム関係者がメディアの取材に応えている最中に、衝撃の情報が舞い込むことになった。
7号車で最初のアタックを行ったロペスがコントロールタワーに呼ばれ、ペナルティを受けることが確実になったからだ。


その後すぐにFIAのシュチュワードからペナルティが発表され、7号車のロペスに900ユーロ(約12万円)の罰金とともに、予選タイムが抹消されることが明らかに。

ペナルティの理由は、ピットロードでの速度違反。60km/hの速度制限があるピットロードで、ロペスは68.7km/hで走行してしまった。

このペナルティによって、7号車は予選PPからスタートがなくなり、全車のなかで最後方の34番手というリザルトとなり、グリッドはLMP1クラスの最後尾となる8番手グリッドからのスタートとなることが発表された。
結果としてPPとなった、8号車だったが、複雑な心持ちだ。
PP会見もおこなわれておらず、TOYOTAチームの困惑が見て取れた。