ルールの抜け目を探って毎年 複雑な様相を見せるF1のサスペンション機構。
ここにきて各チームが提唱してきているのが 1990年代のアクティブサスペンションの復活である。
各チームで開発するのではなく、ECUのように標準化した機構を作成し、配布するというもの。​


​​   ​写真クリックで実際の動作映像へ
アクティブサスペンションがF1を技術的に「21世紀へと移行させる」ことになると見る向きもあるが、復活案にはアクチュエータの標準化によりコストのかかる技術戦争を防ぐ狙いが盛り込まれている。
復活させる場合は、2014年のメルセデスの提案をベースに検討を進めていくことになるかもしれない。これは縦方向と横方向の動きを電子的に制御できる、4チャンネルシステムを特徴とするものだ
​​