転倒しながらもPP!マルク・マルケス選手

午前中に行なわれたフリー走行3回目、Q2の直前に行なわれたフリー走行4回目でトップタイムを記録していたマルケス選手は、1回目のアタックで1分30秒424を記録し、翌周に1分29秒897のファステストを更新し、トップで1回目のアタックを終了。
2回目の4コーナーで転倒。ピットに戻りマシンを乗り換えてコースインしたものの、タイム更新できなかった。それでも1回目のタイムを上回る者は出てこなかったので、2017シーズン8回目のポールポジションを獲得した。

2番手に1分30秒246でヨハン・ザルコ選手(ヤマハ)。初日から好調のアンドレア・イアンノーネ選手(スズキ)は、1分30秒399を記録してフロントロウ 3番手を獲得。




4番手に1分30秒460でホルヘ・ロレンソ選手(ドゥカティ)が続いたが、1回目のアタックラップ中に13コーナーで転倒を喫し、2回目のアタックではタイム更新できなかった。

5番手に1分30秒589でダニ・ペドロサ選手(ホンダ)、6番手に1分30秒764でワイルドカード参戦のドゥカティのテストライダー、ミケーレ・ピロ選手(ドゥカティ)が続き、フリー走行総合10番手でQ2に進出したバレンティーノ・ロッシ選手(ヤマハ)は1分30秒848を記録して7番手に。

Q1で2番手だったアレイシ・エスパルガロ選手は1分30秒857で8番手に浮上したが、Q2の最後のアタックラップ中に最終コーナーで転倒した。

タイトルを狙うアンドレア・ドビツォーゾ選手(ドゥカティ)は1分30秒961で9番手。タイトル獲得には優勝が絶対条件だけに、厳しい予選となった。