あっちゃん卒業で・・・・概算40億円が動く・・・・

まず卒業公演に先駆けて、18日から「東京ドームコンサート限定生写真セット」が販売されている。AKB48の各メンバーの写真が3カット、全207種類がランダムに封入されていて、1セットの値段は1000円。販売数は計5万4000セット。即完売状態で、これだけで5400万円の売り上げだ。

 東京ドーム公演の“ムック本”も販売される。版元は文芸春秋社。1部1200円で初刷りは20万部以上。25万部売れたら売り上げは3億円だ。

<数日間で30億円以上!>

 もちろん、東京ドーム公演の3日間が最大の稼ぎ時である。6800円の指定席はもちろん完売。ほかに3400円のステージが見えない死角席、音しか聴けない音席480円もあるが、それでもいずれもソールドアウト。ドームの収容人数は4万5000人だから、チケット代だけで1日に動くのは3億円。3日間で9億円だ。

 もっとも、一番オイシーのはコンサート会場で販売されるグッズ関連の売り上げ。コストがほとんどかからないタオルやTシャツが飛ぶように売れる。

「東京ドーム公演でも限定ピンバッジ、メンバーの直筆メッセージをプリントした寄せ書きバンダナ、マフラータオル、パッチンバンド、クリアファイルなど多種多様なグッズが販売されます。値段は500円から2000円程度で、まとめ買いするファンが多く、あっという間に売り切れてしまう。売り上げはチケット代より多いかもしれないといわれています」

 グッズ関連の売り上げはザッと見積もって10億円。9月4日には前田敦子が“卒業宣言”したさいたまスーパーアリーナのライブDVD(スペシャルBOX)も1セット1万8900円で販売される。コアなファンが5万セット購入すれば、これだけで10億円――。

 つまり、前田卒業のわずか数日間で40億円以上の金額が動くというわけだ。「AKB48はピークを過ぎた」なんていわれるが、なんのその。今後、卒業するメンバーがいればまたガッポガッポ。日本経済にはその方がいいか。