仕事終わってから、東出勇貴さんプロデュースの舞台【THE GOEMON〜episode 0〜】 へ。

とにかく素晴らしい作品だった!
…という事で、感想をば。


その名の通り、石川五右衛門を題材にした作品なんだけど、そうきたか!って感じの新しさもあったし、何よりも殺陣がめちゃくちゃかっこよかった…ラブ

まず最初、客席の通路から登場してくる主演の足立さん(この時点で最高にかっこよかったです!!)が追っ手と繰り広げるアクションが素敵。
相手をキセルで倒すところ、個人的に大好きなシーンのひとつです。

キセルと言えば、個人的にすごくツボにハマったというか大好きだったのが、五右衛門がキセルをふかしてるシーン。
別にメインのシーンとかではなくて、会話の最中とかのちょっとした時にふかしてるんだけど、火をつけるところからの一連の動作がめちゃくちゃ好き……ラブラブ
足立さんの演技がめちゃくちゃ細かいんだよねぇ。あれはやばい。素敵。


とにかくこの作品、登場人物がみんな素敵✨✨
特に実際に舞台を観たら、観る前以上に盗賊団・飛鳥のみんなが好きになった!
あのラップが癖になるし(笑)、なんかこう…みんな可愛いんだよね…時雨さん含めww
飛鳥が主役のスピンオフとかやって欲しい照れ
半蔵&九龍のコンビが可愛い!


柏木さん演じる秀吉もすっっごくカッコよくて。
信長っぽい雰囲気も漂わせてるから、とにかくTHE・悪役!ってオーラがすごい。
終盤の躊躇いなく義娘すら斬るシーンとか、迫力がもう……
なのに、ダンスの時とか終演後にめちゃくちゃ可愛くてお茶目な姿を見せてくれるから、これはもうギャップ萌えというやつですよ←


佐助&八重ちゃんのコンビも好きキラキラ
八重ちゃんのビンタ、凄かったわ…(笑)
普段はふざけ合ってるんだけど、いざとなったらなんだかんだでコンビネーション抜群、そして女子に弱い男子……ああいうコンビに弱いんだよ、私は…ニヤリ


榊十兵衛はもう、ただただかっこいい。
山沖さん、かっこいい。
「私は人が斬れればいい」って言う時の表情たまんない!!
あの冷たい目が素敵すぎる……飛鳥とラップバトルも出来るのも良いwwww


同じく人斬り(www)の佐藤健はいろんな意味でアウト!!!爆笑
衣装も口調も、構えも完璧すぎてアウト!!🤣
最高!!!
途中、榊と対決するシーンはアレがアレで2人とも動きが完璧で再現度が高すぎて笑えばいいのか感動すればいいのか分からなくなった(笑)
あと……かおるどのー!はだめ、完全にだめwww



五右衛門と才蔵の幼馴染コンビは、話が進むにつれて、どんどん素敵になっていったなぁ。
真面目すぎる才蔵と、自由奔放な五右衛門。
両親を殺されたという境遇は同じでも、強くなりたいという理由は全く逆。
正反対だからこそ、お互いの良い面も悪い面も分かっている。
口には出さなくても、お互いを気遣ってるっていうのがセリフのあちこちに滲み出てたのが良かった…

終盤、敵に囲まれた五右衛門たち。
才蔵や加奈子、涼香を逃がすために1人残って戦う五右衛門。

どんなに斬られても立ち上がり、向かっていく。

その表情は、苦しそうなのにどこか楽しげなようでもあって。

その姿を見ていたら、自然と涙が出てきてた。

彼が求めた自由とは何だったんだろう。

自由奔放を誰よりも求めた彼自身が、本当は誰よりも自由ではなかったのかもしれない。

最後の最後に、ようやく彼が望む“自由”が見つかったのかもしれない。

「絶景かな 絶景かな」

そう言った彼の目に見えていた景色は、なんだったのか。

そんな事をぐるぐる考えながら、最後のシーンを見ていた。


いや、とにかく足立さんの演技が凄い……鳥肌立つかと思った…



久々に観た時代劇の舞台が、こんな素晴らしい作品で良かった!


あと、劇中のバンドによる生演奏と出演者の皆さんの歌&ダンス、最高にカッコ良かったです!!
何故私はライブも行かなかったんだ……


また東出さんの舞台、観に行きたいなぁ…