なんていうかそれは深い穴。底が見えない真っ暗な闇。その中から聴こえてくる音をもっと聴きたくて、穴に堕ちる。一度落ちたら這い上がれない。底はさらに深い闇で。でも、たまに射してくる光と穴の中に響き渡る音がとても心地好いから、このままで良いと思える。ずっと光の中を歩くよりも、光に焼かれるのを我慢しているよりも、その闇の中にいるほうが、よっぽど生きてる事を実感出来るから。なんだかうまく言えないけど、あたしにとってはそういう存在です。昨日の熱がまだ覚めない。