横山 秀夫の64を読んで。
何年か前に会社の人に頂いて読んでいた作品(その節は大変有り難うございました。)を今回再読です。
「2012年のこのミステリーがすごい 第1位」「2013年の本屋大賞 第2位」という話題の本でした。
きっと多くの方がお読みではないかと思います。
D県警シリーズの1作です。
かなりの超大作ですが、読み応えのある満足感あふれる1作です。
無骨な主人公が警察や家族という組織の中で苦悩しながらもその中を生き抜いていく姿を描き上げた作品です。
組織の中で仕事をしている方は、多かれ少なかれ共感されるのではないでしょうか。
まだ、読んでいない方は是非一読を!
因みに64とは昭和64年の事で、その年の誘拐事件を題材にしています。 そして、平成元年でもある年です。