院の同期が編入をしていくらしい事実を知った。


一人は同じ大学、学部出身。

きっと同じ思いで入学していたんだろう。

うちの学部には多い。

そして今の院に進んで、やっぱり、と気持ちを固めたのだと思う。


もうひとりはなんと

以前嫌な関係になってしまったCくん。


・・・頑張っていたんだね。


凹んでいた彼も、

ある意味いろんな捨てるものがなくなり、

新しい道へと進む決心がついたのかもしれない。



・・・私自身はどうなんだろうかと、

・・・


私は今までに十分、大分、回り道をした。

一度逃げて妥協しておきながら、未練を捨てきれず、

なのに努力もしなかった。

だから、

という言い訳ではないけど、

今、また新たに道を開くために学びなおす・・・


それを考えると、

本当に未来が見えないし、

これ以上に社会に出るのを先延ばしにできない。


いままで散々逃げてきた代償かもしれない。

やれば出来たのに、

あのころもっと真正面に見据えて努力をしていれば違う形があったのに、

結局流された。

それは否定しようもない。



もう、今更思い切ってやり直すことはできない。



そもそも、現在学んでいることに対して、

情熱は・・・

・・・一生の仕事にしたいと思わなかったからこそ。

研究とは関わりない道に進んだ。


敢えて、

いや、本当はこういう分野にこそ興味があった。

そして、仕事として、

人生のやりがいとして、

楽しんでいけるという判断を自分なりに下して満足しているつもり。


それでも、

いままでの業界からは離れなかった。



満足はしているつもりだけれど、

思い切って再スタートさせた二人をうらやましく思ったのは、

やっぱりどこかに未練があるからなのだろうか。


今までを後悔しているのだろうか。




精一杯の情熱を、勉強という形に向けなかった自分、

逃げた自分にはやっぱり後悔がある。

そこそこでいけるから、そこそこでいいじゃないかと、楽なほうに逃げた。


けれど、どこかで引っかかっていた自分を感じてしまった・・・。




でも。

その代わりに得てきたもの、学んできたもの、

また違った、開けた世界にも・・・

それなりに、

それ相応にすばらしいものだと信じたい。


「アリエタ」別の人生パターンを羨望していても仕方ないし、

もう戻らない、と決めたのだから腹をくくらなければ・・・。


かわりに学んできたものと得たものに、

確固たる自信が持てなければ、

一生この思いは消えないだろう。



こうやって不安になってしまうのは、

今の自分の努力に満足していないから。

自分の努力に満足するということが、

自分にとってどれほど大変で、

どれほどきりがないか分かっているだけに、怖い。


けれど、

結局いつまでも目を逸らしていてはいけない。

戻るのを辞めたのなら、進むしかないのに。


どこに妥協し、どこを譲らないのか。


まだ、今になっても、わからない自分がもどかしい。爆弾

確固たる自信を身に着けられる、その日まで・・・

時は待ってないんだなー。


うん。


もっと自分に対して潔くならなきゃ。ハロウィン