ちょっとしたスランプ的精神状態。
何がどう上手くいかないのか?と言われれば、大概はくだらない、大したことのないことばかりだと分かっている。
分かってはいるが、
自分のプライドと現実と焦燥感。
何も上手くいっていない。
恐らくは、何もってことはなく。
ただ、今歯車が噛み合っていないのだと思うのだけれど。
ここまで分かっているのに、もどかしい。
底冷えのするような悲しみが。
全てから温度を奪い取るよう。
正常ではないと、時間差をもって各々の口振りで、気を使いながら宣告される悔しさを。
繊細な神経と、鈍感な頭脳を。
斯様にも脆い器に押し込めて。
ただ駆け抜ける。ただ切り拓く。
目的なんか見つからなくても
目の眩むような明るさに迷いながら
ひたすら前と思う方を進む。
徐々に目に見えて不安を煽る道でも。
前を見据えて、
足元の不安の種を拾いながら。
選り抜きを道端に植えながら。