ども、右手の親指に死亡フラグ。。。太陽です。
私の握力を奪う、レンズの枠(フレーム)入れ。
なんだか若干親指が外側に反ってしまった様な気さえする。
はやる気持ちを堪えてしっかり面取りすればいいって気付いたけど、それでもやっぱり入らんものは入らん!
朝(と言っても、12時。)出勤すると、
「まぁさ!まぁさは今日は1日加工です!!」
と宣告された。
血の気が引いた。死刑宣告でも受けた気分だ。
まぁ、当然の事ながら死刑宣告を受けたことはないのだけれども。
そのくらいの衝撃と"オワッタ"感が私の身に宿された。
読者の皆様ならお分かりだろうが、私は何よりも接客が好きで人と話していたい、フロアをフラフラしていたい、受付とお会計で満面の笑みを振り撒きたい人間だ。
それを。不器用日本代表みたいな私が。
一日中。
裏の加工場で、
トレース
印点
面取り
枠入れ
検度
トレース
印点
面取り
枠入れ
検度
トレース
印点…………
延々、無限ループで眼鏡を作製する。
かれこれ3時間。
冒頭でも記したが、もう、親指に指圧であるとか、物を摘まむための感覚であるとか人体の機微は損なわれ始めている。
過度の緊張も入り雑じった私の両手は微動を繰り返し、ドライバーすら握らんとするを拒む。
ネガティブ因子を振り払いたい。考えたくもないが、いつミスるか、いつロスるか、いつ仕上げ時間が間に合わなくてクレームになるか、マイナスばかりが押し寄せる。
無になっているつもりでもそれらは頭と心の余白という余白に留まって埋め尽くそうとする。
逃げ出したい。
あぁ、言葉を尽くして心の休まりを試みたものの、その様な兆しは一向に見えぬまま、私はまた試練を受け入れに行かなければならないのか。
マジでもう帰りたい。