三森麻美の舞台のお知らせです。 | CLEO STAFF ブログ

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役者さんの日々やSTAFFの視線など綴れたらと思います。

こんにちは。
成人式もすっかり終わり早くも1月の後半にさしかかってますね。
昨年末よりお稽古にせっせと精進していました
三森麻美の舞台がまもなく開演です。
お時間のある方は、ぜひお出かけくださいませ。
【H】

【三森麻美さんより】

みなさま、どうもお疲れさまです!お世話になっております、三森麻美です。

129日から22日の5日間、下北沢にて二葉亭四迷ワールドが繰り広げられます。
森は過去最多数7役!に挑戦、ご都合よろしければぜひ!よろしくお願いいたします!

 

熱帯vol.9『やみらみっちゃ』

革命を起こした男は、未完の巨星だった。

 

LOVEという概念がこの国になかった頃、

I love you」を夏目漱石は「月が綺麗ですね」と訳したのに対し

二葉亭四迷は「死んでもいい」と訳したのだという。

文学史上稀に見るふざけたペンネームを名乗る皮肉屋の彼が

直球とも呼べる表現を敢えて選んだ大胆さに強く心を奪われる。

 

歴史に名を遺す人は、何らかの何かを成し遂げた人たちで

その裏側には数多の成し遂げられなかった人たちが存在する。

言文一致体で名を馳せた彼も前者だとばかり思っていた。

想像していたよりも彼の生涯は中途半端で劇的だ。

 

烏羽玉の《やみらみっちゃ》な演劇ができしぞや。

発展途上の皆様に捧げる熱帯版二葉亭四迷伝。

どうぞお楽しみに。

 
 

○二葉亭四迷○

二葉亭四迷(ふたばてい・しめい)1864年~1909(元治1年~明治42)

本名、長谷川辰之助。ペンネームは「くだばってしまえ」と自嘲したことから由来する。

 

東京外国語学校露語科に入学し、ロシア文学に心酔する。坪内逍遥と交流を結び、文学の道を目指す。

言文一致体で書かれた「浮雲」(1887)は当時の文学界に多大な影響を与え、日本近代小説の先駆的作品となった。

文士よりも国運をになう事業を志し、職を転々としながらも世界各地で活動。ロシアからの帰国途中、ベンガル湾上にて客死。

その他の著作に「其面影」(1907)、「平凡」(1908)、ツルゲーネフ翻訳「あひゞき」(1888)などがある。

 

作・演出 黒川麻衣

 

出演

芳賀晶(熱帯)/森田ガンツ(猫のホテル)/岩崎純子/松尾マリヲ(ロリータ男爵)/佐藤拓之(双数姉妹)

永滝元太郎/帯金ゆかり/三土幸敏/青木岳美/松本亮(扉座)/奥村香里(熱帯)/工藤史子(ロリータ男爵)

浅見紘至(デス電所)/青戸昭憲(双数姉妹)/内田龍(3.14ch)/細井寿代/三森麻美 

 

○日時 2014129日(水)~22日(日)

 

○会場 下北沢駅前劇場 下北沢駅南口正面

東京都世田谷区北沢2-11-8 TAROビル3F

03-3414-0019

 

1/29() 1930

1/30() 1400◆ 1900

1/31() 1930

2/1() 1400 1900

2/2() 1400

◆印は前半割(前売3,300円 当日3.800円)

★はアフターイベントあり(ゲスト:三遊亭兼好)

*受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前になります。

*当日券は受付開始時間より販売致します。

 

●チケット料金(日時指定・全席指定席)

 

一般前売 3,800

一般当日 4,300

 

学割前売 2,000円(当日精算/劇団のみ取扱い)

学割当日 2,500

※学割は当日受付で学生証を提示していただきます。

 

前半割前売 3,300

前半割当日 3,800

 

ご予約は、三森までご連絡受け付けております!また、下記URLからもご予約可能です!

http://ticket.corich.jp/apply/50908/020/

 

○稽古場ブログ「くたばってしまえばいい人々」

http://blog.livedoor.jp/yamiramiccha/

 

長々と読んでいただき誠に有難うございます!!

本格的な冬到来、お体にお気をつけてお過ごしくださいませ◎

 

三森麻美