成人式もすっかり終わり早くも1月の後半にさしかかってますね。
昨年末よりお稽古にせっせと精進していました
三森麻美の舞台がまもなく開演です。
お時間のある方は、ぜひお出かけくださいませ。
【H】
【三森麻美さんより】
みなさま、どうもお疲れさまです!お世話になっております、三森麻美です。
1月29日から2月2日の5日間、下北沢にて二葉亭四迷ワールドが繰り広げられます。
三森は過去最多数7役!に挑戦、ご都合よろしければぜひ!よろしくお願いいたします!
熱帯vol.9『やみらみっちゃ』
革命を起こした男は、未完の巨星だった。
LOVEという概念がこの国になかった頃、
「I love you」を夏目漱石は「月が綺麗ですね」と訳したのに対し
二葉亭四迷は「死んでもいい」と訳したのだという。
文学史上稀に見るふざけたペンネームを名乗る皮肉屋の彼が
直球とも呼べる表現を敢えて選んだ大胆さに強く心を奪われる。
歴史に名を遺す人は、何らかの何かを成し遂げた人たちで
その裏側には数多の成し遂げられなかった人たちが存在する。
言文一致体で名を馳せた彼も前者だとばかり思っていた。
想像していたよりも彼の生涯は中途半端で劇的だ。
烏羽玉の《やみらみっちゃ》な演劇ができしぞや。
発展途上の皆様に捧げる熱帯版二葉亭四迷伝。
どうぞお楽しみに。
○二葉亭四迷○
二葉亭四迷(ふたばてい・しめい)1864年~1909年(元治1年~明治42年)
本名、長谷川辰之助。ペンネームは「くだばってしまえ」と自嘲したことから由来する。
東京外国語学校露語科に入学し、ロシア文学に心酔する。坪内逍遥と交流を結び、文学の道を目指す。
言文一致体で書かれた「浮雲」(1887)は当時の文学界に多大な影響を与え、日本近代小説の先駆的作品となった。
文士よりも国運をになう事業を志し、職を転々としながらも世界各地で活動。ロシアからの帰国途中、ベンガル湾上にて客死。
その他の著作に「其面影」(1907)、「平凡」(1908)、ツルゲーネフ翻訳「あひゞき」(1888)などがある。
作・演出 黒川麻衣
出演
芳賀晶(熱帯)/森田ガンツ(猫のホテル)/岩崎純子/松尾マリヲ(ロリータ男爵)/佐藤拓之(双数姉妹)
永滝元太郎/帯金ゆかり/三土幸敏/青木岳美/松本亮(扉座)/奥村香里(熱帯)/工藤史子(ロリータ男爵)
浅見紘至(デス電所)/青戸昭憲(双数姉妹)/内田龍(3.14ch)/細井寿代/三森麻美
○日時 2014年1月29日(水)~2月2日(日)
○会場 下北沢駅前劇場 下北沢駅南口正面
東京都世田谷区北沢2-11-8 TAROビル3F・
03-3414-0019
1/29(水) 19:30◆
1/30(木) 14:00◆ 19:00
1/31(金) 19:30
2/1(土) 14:00 19:00★
2/2(日) 14:00
◆印は前半割(前売3,300円
当日3.800円)
★はアフターイベントあり(ゲスト:三遊亭兼好)
*受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前になります。
*当日券は受付開始時間より販売致します。
●チケット料金(日時指定・全席指定席)
一般前売 3,800円
一般当日 4,300円
学割前売 2,000円(当日精算/劇団のみ取扱い)
学割当日 2,500円
※学割は当日受付で学生証を提示していただきます。
前半割前売 3,300円
前半割当日 3,800円
ご予約は、三森までご連絡受け付けております!また、下記URLからもご予約可能です!
http://ticket.corich.jp/apply/50908/020/
○稽古場ブログ「くたばってしまえばいい人々」
http://blog.livedoor.jp/yamiramiccha/
長々と読んでいただき誠に有難うございます!!
本格的な冬到来、お体にお気をつけてお過ごしくださいませ◎
三森麻美