ネットでバタコさんの声優さんとやなせたかし先生のやり取りが載った記事を見つけた

昔、バタコさんの声優さんが「もっとバタコさんはおしゃれして可愛い服を着たら良いのに」と言ったところ、やなせさんが

「バタコさんは物凄く美人なんだよ」と返したらしい

「それは先生の趣味でしょ?」と聞く声優さん

するとやなせさんが「“美しい”“キレイ”というのは自分自身であることを喜んで生きている人」なのだと教え説いたんだそうです

確かに魅力的な人ってそうだよな、と思わされた

 

しかし自分自身であることを喜んで生きている人が世の中どれ程いるだろう?

「自分がもう少し痩せていたら」「目が二重なら、鼻が高かったら」「頭の回転が早かったら」「コミュ力があったら」

大抵は常にこんな風に考えているのではないだろうか

 

バタコさんはオーバーオールしか着ていない素朴な女性(妖精)である

化粧もネイルもアクセサリーも常にしていない、目もキラキラじゃないし髪もそのまま

俗に言う「女性らしい格好」ではないし、格別可愛らしいキャラクターという訳でもない

仕事もパンの製造と配達、洗濯、料理と裏方作業が多い

しかしチーズとにこにこして洗濯物を干したり、楽しく会話しながらジャムおじさんとパンを作る彼女

その姿は常に明るく元気で前向き、生き生きしている

おむすびマンが彼女に恋したのはそういうところかもしれない

 

美人の定義はいろいろあれど、やなせさんの考える美人は

・自分自身に納得していること

・ありのままの自分に誇りに思っていること

・自分視点で喜びや幸せを感じられていること

を指すのかもしれない

平たく言うと「自己肯定感が高く」「自分らしく生き生きしている」ということ

中々難しいこと言うな、とは思うけれど笑

逆に滅多にいないからやなせさんがバタコさんを「物凄く美人」と評したのかもしれない

 

「もっと他人みたいだったら…」「もっと違った人生があったんじゃないか」と他人になろうと視線を向けるのではなく、背伸びしていない状態で「自分らしく生きているな」「私って案外悪くないじゃん」と自分の良いところに目を向ける

それが「美しい人」ということなのかな、と読み解いてみました

 

やなせさん、深いねぇ

アンパンマンマーチの歌詞も哲学的で深いしね

もうちょっと深堀しようかとも思いましたが今日はこの辺で

 

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