心理カウンセラーの深津美穂です✿
静岡市内で各種のカウンセリングを行っています。
みなさんの幸せは私のココロの栄養です。
自分の幸せとみなさんの幸せを喜びとしてライトワーカーの道を歩んでいます。
HP： http://mihofukatsu.com 【天使の花仕事】
以前のブログ →ならいごと.jp
ただ今、HPリニューアル中。上記のWEBに表記されている住所など古いものがあります。
ご不便をおかけいたしております。
リニューアルまでしばらくご猶予ください。(__)
男女の違い 【評価】
アメリカの心理学者、アブラハム・マズローは、
人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、
低階層の欲求が充たされると、より高次の階層の欲求を欲すると唱えています。
【マズローの欲求5段階説】
- 「生理的欲求」
- 「安全・安定の欲求」
- 「所属と愛の欲求（社会的欲求）」
- 「承認の欲求（尊厳欲求）」
- 「自己実現の欲求」
１．「生理的欲求」
第１階層の「生理的欲求」は、生きていくための基本的・本能的な欲求（食べたい、飲みたい、寝たいなど）。
２．「安全・安定の欲求」
第２階層の「安全欲求」には、危機を回避したい、安全・安心な暮らしがしたい（雨風をしのぐ家・健康など）という欲求が含まれます。
３．「所属と愛の欲求（社会的欲求）」
第３階層の「社会的欲求（帰属欲求）」は集団に属したり、仲間が欲しくなったりすること。
この欲求が満たされない時、人は孤独感や社会的不安を感じやすくなります。
ここまでの欲求は、外的に満たされたいという欲求です。
４．「承認の欲求（尊厳欲求）」
第４階層の「承認の欲求（尊厳欲求）」は、他者から認められたい、尊敬されたいと思うことです。
５．「自己実現の欲求」
第５階層の「自己実現の欲求」はいわゆる「夢かな」。自分の能力を引き出し創造的活動がしたいなど）が生まれます。
第４階層、第５階層は外的なモノではなく、内的な心を充たしたいという欲求です。
※ちなみに、マズローは晩年、5段階の欲求階層の上に、さらにもう一つ、「自己超越」という段階があると発表しました。
「目的の遂行・達成『だけ』を純粋に求める」という領域で、見返りも求めずエゴもなく、自我を忘れてただ目的のみに没頭し、何かの課題や使命、職業や大切な仕事に貢献している状態だといいます。
さて、【マズローの欲求5段階説】を理解した上で、お伝えします。
４．「承認の欲求（尊厳欲求）」はいわゆる【評価】です。
人はだれでも多かれ少なかれ【評価】されたいもの。
専業主婦が主婦業を誰にも評価されずに、落ち込んでしまうのはよく聞く話です。
この【評価】、男性は他人と比べて自分が上かどうかとう、相対的な評価で認められたいと考えています。
職場、学校、スポーツなど競う合う場面は人それぞれですが、その集団の中でどれだけ評価されているかを競い合い、そこを評価されたい。
一方で女性は、主に他人と比べるのではなく、自分や自分の気持ちなどがどれだけ評価されているか、絶対的な評価で認められたいと考えています。
「他の誰かより優れている」よりも「自分自身がどれだけ認められているか」、そこが重要です。
男性が専業主婦の奥さんに感謝の気持ちを表しにくい原因の一つですね。
だって、男性は誰かと比べたいものなので、「隣の奥さんより○○」と言ってしまったら、例えほめられたとしてもケンカになってしまいそうです
女性は人と比べられなくてもいいんです。
「いつもありがとう。」と、絶対的に感謝を示してくれたらいいんです