本質 | 大地の恵みを歓びに 杜紫

大地の恵みを歓びに 杜紫

スタイリスト的感性と天性の遊び心での一期一会のお料理でおもてなし。

地球を生きるものとして
日々の食を通して、感じたことを呟きます。



松山ケンイチと田中泯



知ったかぶったことは言えませんが
お二人の佇まい、
それぞれ、役者として
舞踏家として話されることの中に



お二人の本質を
拝見したように感じました。





そして
亡き夫が言っていたこと。


60歳になったら
踊ってもいいかな…
(もとは役者、そして身体性を追求していた人だった)


この踊りとは
田中泯さんに通じる舞踏です。

60歳になる4ヶ月前に亡くなったので
それはかないませんでしたが。。




私は20代は
今では想像つかないほど
とんがってました🤣



まあ、若い頃は誰にでもあることですが
なまられまいと、意気がってみたり
わざと落ち着いた態度にでたり
攻撃的であったり。。




スタイリストという
個人の仕事ぶりが、
次への仕事につながっていくという、
戦々恐々とした環境ではあったので


大人しく見られる自分を払拭し
強気な態度だった。笑笑






30代の子育てを挟み
40代になった頃


ある舞踏家の方に20年ぶりにお会いした時
"柔らかくなったね〜びっくりしたよ!
あの頃はいつも怖い顔してたよ、🤣
今の方がいいよ〜"なんて言われましたから。





20代、

沢山の一流の舞台を観せてもらったことなど

いろいろ思い出した

朝の風景です。


今も、物腰柔らか
悪態を飛ばすようには見えませんが、笑



本質は変わっていないように
思います。

・負けず嫌い。


・何か新しいことを始めたい。


・陳腐なことはいやだ。


・美の追求。

・自然との調和



本質は変わらないけど
アレンジはできる。


表現の仕方も変えることはできる。



還暦を超えて、一巡して…

より本質に嘘つかず
日々を生きたいと感じます。





杜紫