CLEMATIS GINZAのスタッフブログ

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銀座1丁目で靴・鞄・革小物をオーダーでお作りするお店です。

Amebaでブログを始めよう!

こんにちは。


寒くなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。


この度、11月15日をもちまして、CLEMATIS銀座、開店2周年を迎える事が出来ました。

これも皆様のご愛顧のおかげと深く感謝しております。


これからも、一層皆様にご満足いただける物を製作できるよう、精進してまいりますので

今後とも宜しくお願い致します。


11月15日~12月27日まで、

ご案内を送らせて頂いたお客様と

期間中にCLEMATISにてご注文頂きましたお客様には、

ささやかではありますが、プレゼントをご用意させて頂いております。

ぜひ、この機会に遊びにいらしてください。

スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。



CLEMATIS銀座 

こんばんは。 お久しぶりです。 コマツです。


「忙しい。」とスタッフの間で、ブログの順番の譲り合いを繰り返し

今に至るという感じです。  間が空いてしまいスミマセン!



今日は 持ち手 のお話を書かせて頂きます。


持ち手は触れる事が最も多く、酷使される箇所です。

その為、耐久性を高めて、なおかつ握り易くしなくてはいけません。



その他には、バッグ本体とのバランスを考えて、厚さ・形・長さ を

決めていく事も重要です。書くのは簡単ですが結構、微妙で

難しい箇所の一つと言えると思います。



当社の基本的な作り方として、革を貼り重ね削ったものを芯とし

その他必要と思われる箇所に布・金属などを補強していくという

作り方をしています。

簡単に言いますと、ほとんど革で出来た持ち手です。



そのような作り方をすると、長期間の使用により、使用する方の手に

馴染み、持ち味が非常に良い丈夫な持ち手になります。



やはり手間はかかりますが、使って頂いた方に驚いて頂きたいのと

喜んで頂き愛着が増す品物が一番だと思い製作しています。



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こんばんは。コマツです。

今日はバッグの金具について書きます。


革の質感が様々あるように、金属にも質感があります。



薄い板の質感と厚い板を削りだした様な質感では一見しただけで

分かるほど違いがあるんです。

薄い板の金具は安くて作り易いのでしょうが、安っぽい感じです。



特に錠前は鞄の顔になるので、せっかく高級革を使い、良い仕立てを

しても安っぽい錠前をつけただけで魅力のない鞄になってしまうと

おもいます。



バックの金具を扱う業者さんもいくつかありまして、見に行きますが

質感の良い気に入った錠前が無いという状況です。


下の画像の様に、薄い質感 ・ すぐに剥げそうなメッキ

(その他に妙にキンピカやギンピカなども多いです。)

 ・ 魅力的と言えないような形が多いです。

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そんな状況なので、私は自分で錠前を作ったりしています。

ですから、ご注文主の希望の形での製作も可能です。


材質は現在、真鍮無垢と925銀無垢で製作しています。


その他の錠前としてはイギリスから仕入れた物を使っておりますが、

剥げて醜くなるクリアーメッキであったり、加工がかなり雑だったり、

薄すぎる箇所があったりするので、分解して再加工しています。




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1番上の画像の様な状態から錠前製作スタートです。

その下が925銀と真鍮の錠前製作途中画像です。




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今日やっとドイツ製シュリンク革・銀金具仕様のバッグが完成致しました!