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Cledor Blog

Cledorのブログです。頭に浮かんだことを記録として残したいと考えています



今、メキシコへと海外旅行に行くと 首都のメキシコシティに降り立ち、多くの旅行者が国立人類学博物館のアステカ室とマヤ室へ足を運ぶことになるだろう。

メキシコの歴史にふれる一瞬だ。その後、中世の街並みが続く中を、大聖堂や教会を見て廻る。この街の姿が残っているのは、あまりにもスペインの影響が大きい。大航海時代と共に、おこなわれたキリスト教の布教活動の拠点であるカトリック教会を、観光することになる。「ヨーロッパの街並みみたい!」とエキゾチックなその様子に感心をし、感動する旅行者が多いはずだ。

太陽を神としていた民が、キリスト信仰へと変わってしまう経緯の発端といっても過言ではないと思う。


スペインからやって来た軍人コルテスさん一行の勝利で、タバスコは降伏した。黄金や選ばれた20名の娘達もスペイン軍に差し出すことになった。
コルテスさんは、差し出された素晴らしい黄金に感心しながらも、もっと多くの黄金があるのでは、という思いが強くなっていく。
一方、20名の娘達を眺めたコルテスさんは、わなわなと恐怖に震える娘達の中に、恐怖を感じることなくあたりをきょろきょろと見渡す大胆な行動をしている一人の娘に目が留まる。そして、他の娘の中にいてとても目立つ存在だった。この娘の名前が『ラ・マリンチェ』だった。

タバスコで、スペイン軍のコルテスさんとラ・マリンチェさんが出会合った頃、北アメリカには、アメリカ合衆国の形すらなかった。しかし、この時から約250年の時を経て、アメリカ合衆国海軍東インド艦隊の蒸気船が、日本にやってくることになる。いわゆる黒船襲来だ。

この250年という年月を重ねた差が、西洋人の考え方も少し変え、進歩もし そのお蔭で日本がタバスコとは違った展開になったことの一端と言えるだろう。

馬と一体となった人に驚くタバスコの人達、黒船と大砲に驚く江戸と久里浜、浦賀の人達。初めての、西洋人との出会いは驚異だった。