ジャズ&フュージョンの最高峰バンド「カシオペア」
飛ぶ鳥を落とす勢いだった1983年。
乗りに乗った彼らが発表した6枚目のアルバム『フォトグラフス』です
野呂一生(ギター)
向谷実 (キーボード)
桜井哲夫(ベース)
神保彰 (ドラム)
黄金のメンバーと言われてますネ
カシオペアは何度かメンバーチェンジをおこなってますけど、やはりこの4人が最強であり最高であると言えましょう
そして1979年のデビュー以来、カシオペアのサウンドは時代と共に進化してきました。
レコーディングはアナログからデジタルへと移り、それに伴い向谷実が操るキーボード類もまたデジタルの恩恵を受けてきました。
特に向谷実がヤマハと共同開発したシンセサイザー「YAMAHA DX-7」は革命でしたよね
世界のミュージシャンたちがこぞって導入し、一般にも爆発的に売れました
※本アルバムではDX-9が使用されてます。
SIDE A
①ルッキング・アップ
②ダズリング
③ロング・ターム・メモリー
④ストラッセ
⑤アウト・ドライブ
SIDE B
①ミスティ・レディ
②ラヴ・ユー・デイ・バイ・デイ
③スパイス・ロード
④フルーツ・サラダ・サンデイ
⑤フロム・オーヴァー・ザ・スカイ
作曲・編曲/
野呂一生
SIDE A ①②③
SIDE B ①③⑤
向谷実
SIDE A ④
桜井哲夫
SIDE B ②
神保彰
SIDE B ④
メインの野呂一生に加え他の3人も一曲ずつ書いていて、それぞれの個性が楽しめます
また、SIDE A ⑤「アウト・ドライブ」では渡辺貞夫が曲を提供。これも当時話題になりました
一作一作発表するたびに進化しサウンドが洗練されていったカシオペア。その軌跡はアルバムを追っていくとよくわかります。
1983年というとロンドンのドミニオンシアターで単独ライブをおこなった年でした
この先一体どこまで駆け上がっていくんだろうと固唾を飲んで見ていた時代です
そんなこんなのカシオペアが新たな地平を切り開いたこの一曲。
『フォトグラフス』より
カシオペア/
ルッキング・アップ
爽やかなメロディとキレのあるサウンド。
そして見事なアンサンブル。
目が覚めますネ