フュージョンを語るうえで欠かせない一枚。
1981年にレコーディングされたデヴィッド・マシューズの『グランド・クロス』です
いつも楽しく拝見させていただいてるポンパパさん(ポンパパのジャズ日記)によると、MJQやMJOでお馴染みのあのデヴィッド・マシューズさんが現在千歳市に住んでいて、ポンパパさんのジャズ倶楽部でのセッションをはじめ千歳市民と交流されてることを知りました。マジですか!
以前、音さんから北海道に移住してるらしいとはうかがってましたが、こんな身近な存在になっているとは、いやはやビックリぴょんです
私にとってデヴィッド・マシューズといえばまずこのアルバムです
38年前の今ごろになりますか、中学2年の終わりごろです。友達のKちゃんが突然このアルバムを持ってウチにやって来たんですよね。
クイーンやキッスなど、ふだんロックばかり聴いてるKちゃんが「このレコード凄いばい。一緒に聴こう♪」と薦めてくれました。
初めてこのサウンドに触れたときのワクワクした気持ち。あの日のことは忘れないですね。
カッコイイの一言に尽きます(°▽°)
とにかくセッションメンバーが豪華です!
デヴィッド・サンボーン(as)、マイケル・ブレッカー(ts)、ランディ・ブレッカー(tp)
スティーブ・ガッド(ds)、マーカス・ミラー(b)
ジョン・トロペイ(g)
ラリー・カールトン(g)までいます!
そして指揮をとるのは、キーボードプレイヤー、コンポーザー、アレンジャー、プロデューサーであるデヴィッド・マシューズ。
エグゼクティブ・プロデューサー 川島重行。
1981年8月19日~10月29日
ニューヨーク A&Rスタジオ
ロス・アンジェルス ROOM335
制作はキングレコード傘下のエレクトリックバード。
日本のレコード会社です。
そんなわけでアルバム『グランド・クロス』よりA面3曲目のこちらの曲をピックアップいたします。
楽曲、演奏、録音によるアンサンブルをお楽しみいただけます。
お時間のあるときにどうぞ
デヴィッド・マシューズ / AFRO SAX
《パーソネル》
デヴィッド・サンボーン(as)
マイケル・ブレッカー(ts)
ラリー・カールトン(g)
ジョン・トロペイ(g)
クリフ・カーター(mini moog、electric piano、prophet 5)
マーカス・ミラー(b)
スティーブ・ガッド(ds)
サミー・フィゲロア(perc)
作曲はデヴィッド・マシューズ。
ブラックなテイストとコマーシャリズムが融合した聴きやすくノリの良い曲です。
メロディはマイケル・ブレッカー(ts)が担当しています。
ソロの順は以下の通り。
デヴィッド・サンボーン(as)
ジョン・トロペイ(g)
クリフ・カーター(mini moog)
この曲でマシューズ自身は演奏に参加していませんが、作曲と編曲で個々のミュージシャンの特徴をうまく引き出していると思います。
もちろんサンボーンの泣き節も健在です(^^)d
楽器の音色をクリアーに収録したエンジニア トム・ジャングのレコーディングとミックスの技が光っていますネ。
デヴィッド・マシューズ
ボブ・ジェームス、デイブ・グルーシンに並ぶジャズ&フュージョン史に残るアーティストだと思います。
いつか生演奏が聴けますように