東北旅行6日目の朝です。
激しい雨です。
昨日は八戸市の屋台村、鉄板焼き屋に行きましたが、料金は高いうえに料理の量も少なく、
満足のいかない飲み会となりました。
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ホテルを出ると、
八戸市から青森市方面へと向かい、
一路、竜飛岬のある北へと車を走らせます。
雨は激しいまま。
フロントガラスにもたくさんの雨ツブが流れていました。
竜飛岬へと向かう途中、
北海道新幹線の高架が見えました。
この先から青函トンネルへとつながり、
北海道へと続くのでしょう。
青函トンネル本州方基地竜飛と書かれた看板もありました。
八戸を出発してから約4時間。
ようやく竜飛岬に到着しました。
そしてここ、竜飛岬には、
日本で唯一ここでしか見られないモノがあります。
そうです。「階段国道」です。
高台なので、
こちらは下りることになっています。
ずっと階段が続いています。
天気が良かったら歩いて下りる予定だったのですが、
この日は雨が激しかったため断念。
残念です。。。
そして、こちらには有名な歌碑もありました。
そうです。
竜飛岬といえば、「津軽海峡」。
津軽海峡といえば・・・
「津軽海峡冬景色」ですよね![]()
石川さゆりさんが歌うこの曲、
ヒットしましたよね。
歌いやすい曲なので、カラオケで点数を競う際に高得点が出やすいので、
スナックなどでも歌われたりします。![]()
ちなみにこちらの歌碑、
ボタンを押すと曲も流れる優れもの。
結構、大音量で流れていました。
高台からは漁港も見えました。
年末(あるいは年始)などにテレビで放映される
マグロ漁師さんもこちらにいらっしゃるはずです。
大間と比べると小規模の漁港のようで、
寂寥感が漂っていました。
小一時間ほど、
竜飛岬で過ごしてのち、先へと向かいます。![]()
竜飛岬の先端まで来たのですから、
これから先は南下するしかありません。
日本海側を通り南下することにしました。![]()
悲しみ本線日本海を思わせる日本海の荒波が、
激しい雨とととに冬支度の訪れを感じさせます。![]()
竜飛岬の山間の道を下ると、
ようやく平野が続きます。
遠くに見える高そうな山は、岩木山ではないかと思います。
立派そうなお山ですね。![]()
そして更に南下します。
時間がたつにつれ、雨も激しく、
また右側に見える日本海の波も高くなっていくようです。
冬を思わせるような日本海側独特の暗さが漂っています。
時刻は12時半。
この日の目的地である男鹿まではまだまだ距離があります。
急がねば夜になってしまいます。
先を急ぎます。
そして途中地点の目的地、不老不死温泉に到着したのは14時過ぎ。
露天風呂に入るための入浴料は千円とお高め。
ですが、テレビでも取り上げられる有名な温泉ですので、
思い切って入ることにしました。
ホテルは建て増しを繰り返したせいでしょうか、
長い廊下と階段が続いています。
複数の階段、廊下、エレベータを使い、
露天風呂へと向かいます。
途中、窓越しから露天風呂の一部が見えました。
どうやら海岸道路を歩いた先に露天風呂があるようです。
廊下の壁に掲げられた看板がありました。
ご覧のように露天風呂は「混浴」と「女性専用」の二つの浴槽があるようです。
そして最後のエレベータを下りると・・・
ポスターがありました![]()
![]()
お待たせしました。
ついに露天風呂へと続く海岸に出ました。
つなみに、裸で歩いて行くのかな、
と思っていましたが、最小限の荷物を持って服のまま向かうことになります。
周囲は自然の海。
本当に海の近くにある温泉ですね。
振り返ると、
ホテルにある内風呂が見えます。
硫黄が流れ出ているせいでしょうか、
茶褐色の流れ跡がついていました。
そして、
こちらが露天風呂の外観。
左が混浴、右が女性専用となります。
衝立で仕切られているので、
女性専用風呂が外から見られることはありません。
また湯あみ着の着用も可能なので、女性も安心して入浴できます。
ちなみに私は混浴の浴槽に入りましたが、
女性の方はいらっしゃいませんでした。![]()
浴槽は海がまじかに迫っているので、
波の花も打ち寄せてきます。
温めの湯も相まって、
幻想的な景色に酔いしれてしまいました。
小一時間、海を眺めながら気持ちよく過ごしました。
不老不死温泉には、
露天風呂だけでなく内風呂も複数あり、
露天風呂の入浴料金内に含まれています。
私も内風呂に入浴しましたが、
硫黄の臭いが漂う本当に温泉らしい温泉だったと思います。
不老不死温泉は、距離的にもなかなか訪れることができない温泉です。
もう一生訪れることはできないでしょう。
冥途の土産として一生記憶に残る場所でした。
訪れることができたことに感謝します。
入浴で温まった体のまま、
本日の宿泊地・男鹿へと進みます。
つづく。


































