着いた時刻は11時20分。
平日とはいえ、お客はいません。
「おかしいなぁ・・・」と思いながら壁を見ると、なんと!モーニングは11時まで。
すでに20分を過ぎており、注文は不可なことが分かりました。
「モーニングが目当てで来たのに・・・」
とぶつくさ垂れながらメニューに目をやります。
モーニングではないとすると何を頼めば良いのか。。。
仕方なく選んだのは「ナポリタン」
昔よくあったケチャップがドロッとかかったパスタです。
そして、そのお味は・・・
はっきり言って、自宅で作るパスタと同じ味。
外食の意味なし!
それでもツレは、「家で食事を作らないでいいからそれだけでも良かった」と申しておりました。
やはりセボンはモーニング一択です。。。
食事に幻滅したのち、
向かった先は島根県益田市。
国道191号線から海よりに入った漁村のある道を進みます。石見地方特有の赤瓦が夏の陽光に映えて綺麗です。
着いた先は「衣昆須神社」。
写真のローマ字を読めば分かるように、”えびす”神社と呼びます。
一般的に”えびす”は「恵比寿」または「恵比須」という漢字が当てられますが、「衣昆須」という漢字を当てられた神社は珍しいですね。
駐車場へ車を置き、
海岸へと向かいます。
神社までは約300メートル。
日本海に面した海岸を歩いて向かいます。
約5分ほど歩くと、
まるで陸とつながっている島のような小山と
白い鳥居が見えてきました。
一の鳥居から階段を上るようです。
小山に沿っているので、
曲がりくねった階段になっています。
二の鳥居をくぐると、本殿が見えてきました。
傍らに神社の由緒が書かれた看板がありました。
神社名は「衣昆須神社」。
島根県松江市にある美保神社の分祀のようです。
美保神社と同じく海を守る神社なのでしょう。
そして、驚くべきことに、先ほど一の鳥居の前に広がっていた砂浜は、海が荒れると海水に覆われ、ここが島になるようなことが書かれていました。
満潮や干潮で島と陸続きになる場所がありますが、ここは海が荒れたときのみに島になるのでしょうかね。
本殿へお詣りします。
参拝後、元来た道を歩み帰ります。
二の鳥居の先には海が見えます。
岩礁の広がる日本海です。
一の鳥居です。
両側の海に挟まれた砂浜が、荒天時に海に沈むのでしょう。小豆島のエンジェルロードみたいなもんでしょうね。
駐車場まで続く海岸。
お盆を過ぎると暑さが一段落し、
秋に近づいていきます。
海岸は、そうした夏の終わりの寂しさが漂っていました。
