令和6年8月16日。
お盆です。
毎度のごとく、お金がないのでどこへも旅行に行けません。
また実家へも諸事情があり帰郷することができません。
でも、家にはいたくないので、小さな旅をしました。
 
もうマンネリとなった喫茶店「セボン」でまずは腹ごしらえ

 

 

着いた時刻は11時20分。

平日とはいえ、お客はいません。

「おかしいなぁ・・・」と思いながら壁を見ると、なんと!モーニングは11時まで。

すでに20分を過ぎており、注文は不可なことが分かりました。

 

「モーニングが目当てで来たのに・・・」

とぶつくさ垂れながらメニューに目をやります。

 

モーニングではないとすると何を頼めば良いのか。。。

 

仕方なく選んだのは「ナポリタン」

昔よくあったケチャップがドロッとかかったパスタです。

 

そして、そのお味は・・・

 

はっきり言って、自宅で作るパスタと同じ味。

外食の意味なし!

 

それでもツレは、「家で食事を作らないでいいからそれだけでも良かった」と申しておりました。

 

やはりセボンはモーニング一択です。。。

 

食事に幻滅したのち、

向かった先は島根県益田市。

国道191号線から海よりに入った漁村のある道を進みます。石見地方特有の赤瓦が夏の陽光に映えて綺麗です。

 

着いた先は「衣昆須神社」。

写真のローマ字を読めば分かるように、”えびす”神社と呼びます。

一般的に”えびす”は「恵比寿」または「恵比須」という漢字が当てられますが、「衣昆須」という漢字を当てられた神社は珍しいですね。

 

 

駐車場へ車を置き、

海岸へと向かいます。

 

神社までは約300メートル。

日本海に面した海岸を歩いて向かいます。

 

約5分ほど歩くと、

まるで陸とつながっている島のような小山と

白い鳥居が見えてきました。

 

一の鳥居から階段を上るようです。

 

小山に沿っているので、

曲がりくねった階段になっています。

 

二の鳥居をくぐると、本殿が見えてきました。

 

傍らに神社の由緒が書かれた看板がありました。

神社名は「衣昆須神社」。

島根県松江市にある美保神社の分祀のようです。

美保神社と同じく海を守る神社なのでしょう。

 

そして、驚くべきことに、先ほど一の鳥居の前に広がっていた砂浜は、海が荒れると海水に覆われ、ここが島になるようなことが書かれていました。

満潮や干潮で島と陸続きになる場所がありますが、ここは海が荒れたときのみに島になるのでしょうかね。

 

本殿へお詣りします。

 

参拝後、元来た道を歩み帰ります。

 

 二の鳥居の先には海が見えます。

 

岩礁の広がる日本海です。 

 

 

 

 一の鳥居です。

 

両側の海に挟まれた砂浜が、荒天時に海に沈むのでしょう。小豆島のエンジェルロードみたいなもんでしょうね。 

 

 駐車場まで続く海岸。

お盆を過ぎると暑さが一段落し、

秋に近づいていきます。 

海岸は、そうした夏の終わりの寂しさが漂っていました。