令和6年3月10日(日)。
 
天候不順の日々が続きますが、
この日は晴れ。
 
ここ最近述べているように、
「物価上昇に伴う賃金アップ」のない私は、
もはや県外宿泊旅行ができなくなりました。
そのため休みの日の過ごし方は、「趣味の園芸」をやるか、
「近場の日帰り旅行」をするか、のどちらかしか選択できません。
「趣味の園芸」は4~6月がピークなので、
今は時期的に早く、あまりやることはありません。
 
ということで、「近場の日帰り旅行」ということになります。
googleで"イベント 今日"というキーワード検索でヒットしたのは・・・
「つのさんぽ」でした。
詳細はコチラ→都野津街並みの会
 
「つのさんぽ」とは、
江津市都野津地区で行われているイベントで、
都野津地区の各家やお店が協力し合って出店や
スタンプラリーなどを行うという、
町全体で町おこしを行うものです。
 
ちなみに「都野津地区」はこのあたりになります。
 
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開始は10時からですが、
少し早めに着きました。
「つのさんぽ」は、地図を見ながら約16近くのスタンプラリーポイントを巡ります。

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スタンプラリーポイント1番には、

畳を利用した看板が掲げられていました。

ここからスタートです。

 

都野津地区には、古い建物がたくさんありました。

この立派な建物は、「旧・都野津町役場」。

スクラッチタイル張りの独特な建物で、

1937年に建てられたようです。

 
ちなみに都野津町は1954年の昭和大合併により、
現・江津市に編入されました。

 

 

さらに通りを進み、

各スタンプラリーポイントを見つけていきます。

7番ポイントは、なんとお寺。

こちらでは、高校生によるゲーム遊びやワークショップの

体験ができました。

 

本堂前にスタンプラリーのスタンプが設置されています。

 

ちなみにお寺の中はこんな感じでした。

 

きちんと生け花も飾られていました。

 

その後も次々とスタンプラリーポイントを通過。

それぞれ趣向を凝らした会場となっています。

 

ちなみにこちらの会場では、

無料の豚汁が振るまわれていました。

 

古民家を再生した建物で、

縁側や欄間もある立派な古民家でした。

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さらに步を勧めます。

よく見ると、立派な住居がここかしこに建っています。

 

こちらの会場では、

パンなどの販売。

有名店らしく行列ができていました。

 

そしてこちらでは、

カレーの販売。

ミニサイズは500円と安く、

味も美味しかったです。

 

小路にもスタンプラリーポイントがあり、

多くの人が各会場を行き交っています。

 

さらに狭い小路もありました。

人が多いとすれ違うのも大変。

でも普段、こうした道を通ることはないので、

面白く感じました。

 

漆喰や柄のある壁など、

住居も面白く感じます。

 

広場では太鼓をたたく人たちがいて楽しそう・・・

 

ここ江津市は歌人・柿本人麻呂の終焉地という噂もあり、

それに由来して柿本神社と呼ばれる神社があります。

こちらもスタンプラリーのポイント。

大勢の人々がいるので、行ってみると・・・

 

この地方の芸能である「石見神楽」が上演されていました。

 

地元の高校生が演じる神楽のようです。

 

石見神楽は、一般的な神楽と異なり、

・衣装がきらびやかなこと

・囃子が「八調子」でスピード感があること

が特徴です。

おごそかというよりは、

民衆に根ざした娯楽要素が大きい民芸といえるかもしれません。

 

そして、最後のスタンプラリーポイント。

 

オーガニックのベーグルや手作り無添加コーヒーなどが販売されていました。

天気も良かったので、皆さんオープンテラスで楽しんでいるようです。

 

 

 

こうして、すべてのラリーポイントを終えると、

最初のスタンプラリーポイントへ行き、

景品といただきます。

 

ところが・・・

人気のある景品はすでに品切れ。

残っていたのは、ノートとか鉛筆ばかり。。。

仕方ないので、ノートをいただきました。

 

こうして、

初めての「つのさんぽ」は終わりました。

地域の人々が協力しながら、お祭りを盛り上げているのでしょう。

来場したお客さんも、お店をされている方も一緒になって楽しんでいる感じです。

「つのさんぽ」は昨年から