2022年10月19日の朝。
 
これまで数多く、四国、特に高知へと旅行してきました。
その理由は、もちろん四国や高知が好き!、というのが
一番の理由ですが、ブロックごとの旅行割引があったことも理由の一つです。
 
そうしたなか、10月中旬から「旅行支援キャンペーン」がスタートし、
全国へと宿泊割引が広がりました。
「この手を逃す手はない!」
とばかりに、早速、旅行の手配を開始。
 
今回は、3年前に行った東北を目指す旅を想定したのですが、
旅行日数や遠距離すぎることなどから、
「北陸・信州への旅」へと変更しました。
 
起床したのは朝の2時。
前日から旅の準備をしていたので
車への荷積みがスムーズにでき、
3時半に自宅を出発することができました。

 

途中、雲や霧が立ちのぼる兵庫県丹波地方を通過し・・・

 

青空の広がる舞鶴若狭自動車道を使い、北陸を目指します。

 

北陸道を通り、石川県金沢市に着いたのは、午前11時過ぎ。

宿泊ホテルはチェックイン時間前でしたが、

ホテルの駐車場に無料で駐車することができたので、

車を置いて移動することにしました。

 

まずは徒歩で金沢駅を目指します。

 

金沢駅は「世界で最も美しい鉄道駅」の一つに選ばれた駅です。

初めて訪れましたが、その巨大さ、建築の独特さ、

全てを含めた美しさに感動しました。

 

凱旋門のような建造物の下から見てみると、思ったよりも巨大で圧巻されます。

骨組みなどもスゴイですね。

 

そして駅舎へと続く天井は、

日本にはない、ヨーロッパの鉄道駅を思わせるような構造です。

また雪の多い地域性を考えてのことだと思いますが、

広場はガラス天井で覆われており、雪が降っても支障がないよう配慮されていました。

 

その後、バスで向かったのは、

東山にある茶屋街です。

テレビでもたくさん紹介される名所だけあって、

観光客や修学旅行の学生による人混みでいっぱいです。

 

江戸時代を思わせる昔ながらの家屋群。

庇がかなり狭くなっているのは、雪対策なのでしょうか?

 

居住宅のように見えますが、

お店にしているところもあります。

しかし、あまり目立った装飾はされおらず、

「本当にお店かどうか分からない」ような控えめな印象がしました。

 

 

 

約1時間ほど滞在したのち、

茶屋町を離れました。

 

次に移動したのは兼六園。

日本三大庭園の一つです。

茶屋町から徒歩20分。

10月中旬でしたが暑い日で汗をかきながら、

最後の坂を上ります。

 

兼六園の中に入ると、

そこには美しい庭園が広がっていました。

日本三大庭園と呼ばれるだけあって、

確かに美しいです。

しかも、思っていたよりも広い敷地。

 

以前、香川の栗林公園に行ったのですが、

思っていたよりも狭い庭園だったので、兼六園も同じくらいの広さかな、

と思っていました。

しかし、はるかに、兼六園の方が広く、しかも美しいと感じました。

 

池も広々としており、

ゆったりとした気持ちになります。

 

変わった枝振りの松もありした。

 

置かれている石の配置も何か意味があるのでしょうか。

 

平たい石を継いでできている珍しい石橋もありました。

 

「雁行橋」という名の橋で、亀の甲の形をしているので、

亀甲橋とも呼ばれるいるという看板がありました。

 

他にも多数の池や川があり、

きちんと植栽整理がされています。

 

変わった灯籠があったり、

 

仏像らしきものもあったり、

 

変わった枝の形をした松もありました。

 

中秋を思わせる陽光が庭園の木々や池の水面を照らします。

そして、金沢という地にいる、ということが旅愁を感じさせます。

 

木漏れ日が池を照らしています。

 

観光客が多いにもかかわらず、

なぜか静寂さを感じさせる庭園です。

ふと、一人でいる寂しさみたいなものを感じさせるくらいです。

 

人工で造られた庭園であるはずなのに、

あたかも自然でできているような造りです。

 

そして、風などの自然によって変形したのでしょうか、

くねくねと斜め方向に、散策路を跨いで伸びる松もあります。

 

松の木の下から空を見上げます。

人と同じように、松も秋の青空が気持ちよく感じているのかな、

と思いました。

 

あまりにも立派な庭園だったため、

予定していた滞在時間を大幅にオーバーしてしまいました。

兼六園を後にして、バスで次の場所へと向かいます。

 

向かった先は「近江町市場」。

「金沢市民の台所」と言われるだけあって、

鮮魚を扱うお店や飲食店がたくさんあります。

 

天井のアーケードを見ると、

京都の錦市場に似ているな、と感じました。

小京都だから京都を模したのかな。。。

でも京都の錦市場よりは道幅は広いです。

京都の錦市場は道幅が狭いので、

行き交うおうにも人とぶつかってしまうくらいですから。

 

残念ながら、すでに15時半近くだったため、

ほとんどのお店が店じまいを始めていました。

昼食を食べていないので、

ここで食べようと思っていたのですが計画中止です。

 

どこかで昼食を食べよう、と思って調べたところ、

16時に開店するおでん屋さんを見つけました。

ここから歩いて行ける距離なので、

徒歩で進みます。

 

途中の街角で古いポスターが掲げられていました。

懐かしいな・・・

 

16時に目的のおでん屋さんに着くと・・・

残念ながら予約でいっぱいとのこと。

仕方なく、別のお店を見つけて、

そのお店を目指します。

途中、再び金沢駅前を通過しました。

 

横断歩道の真ん中から、真正面に金沢駅を撮影することができました。

やはり、造形的に面白い駅ですね。

 

こうして、北陸・信州の旅、初日、お昼の金沢観光は終わりました。

この後は、いよいよ金沢の居酒屋へと出撃です。

 

金沢で泊まることも、居酒屋へ行くことも初めての経験です。

「ちむどんどん」しながら、居酒屋を目指すのでした。

つづく。

 

=====>>>>>

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログへ
 

国内ランキング