朝9時半に到着。
開館は10時なので、駐車場で待っていました。
門をくぐると、枯山水のような中庭が現れます。
9時45分くらいに施設の前に様子を伺いに行くと・・・
開館まえなのに、中へ入れてくれました。
温泉自体は10時からなのでまだ入れませんが、
「中で待っていいよ」と言ってくれ、中の休憩所に入れてくれたのです。
温風ヒータまで漬けてくれました。
前から思っていたのですが、奥出雲の人って、親切で優しい方が多いです。
休憩所には、たくさんのひな人形が飾られていました。
神話・出雲の地らしく、
神社を形をしたひな壇に飾られている人形もありました。
中にはビードロのようなキジらしき鳥のオブジェもありました。
写真や手芸品も飾られており、
温泉の入浴時間まで十分に楽しませていただきました。
午前10時。
いよいよ温泉の開館時間です。
施設の奥へと向かい、温泉の暖簾をくぐります。
脱衣場はこぢんまりとしていますが、
キレイに掃除もされており、清潔です。
いよいよ浴室へと進むと・・・
浴室も、こぢんまりとしています。
恐らく、5人くらいまでしか入浴はできないでしょう。
洗い場も6人程度のシャワーしかありません。
天井を見ると、
大きな梁が見える昔風の趣を感じさせます。
浴槽に入り、
窓の外を見ると、露天風呂があるようです。
露天風呂へは、浴室のドアを開けて外に出ると、
庇のついた屋根づたいに進むとあります。
浴室と同様、あまり広い浴槽ではありません。
4~5人も入るのが精一杯でしょう。
狭いですけど、やはり露天風呂の良さは外の景色。
青空を眺めながら、ゆっくりと湯船に浸かることの心地よさは
たまりません。
生け垣で見にくいですが、
山々も見えます。
約1時間ほど入浴したのち、
風呂から上がりました。
脱衣場の洗面台は3台あり、
それぞれドライヤーを利用することができます。
湯上がりにのどが渇いた方向けに、
無料の飲料水も用意されていました。
温泉成分表です。
アルカリ性の泉質ということで、
ヌルヌルした感じでした。
休憩所へ再び戻り、しばし休憩。
雛飾りを見ながら、しばし寛いでいました。
奥出雲町にある「長者の湯」。
こぢんまりとした温泉で、地元の方向けの温泉だといえます。
しかし、食堂もあり、かつ施設の職員の方の心遣いが非常に暖かく、
温泉とともに心も暖まるものでした。
JAF割引が効き、お得感もありますので、
今後も是非利用したいと思いました。