2021年12月29日。
年の瀬です![]()
月並みですが、一年は早いものですね。
あっという間に過ぎたのは、
やはり歳を取ったからでしょうか?
年齢を重ねていくのとは反比例に、
日々を遅く感じるほうが良いのですが、
実際はその逆。
年齢を重ねれば重ねるほど、
日々が早く感じるようです。![]()
そうすると、死ぬまでの時間というのは、
あっという間に感じるのかもしれませんね![]()
さて、年末といえば我が家恒例の行事として「高知旅行」があります。![]()
ここ5年くらい、年越しは高知県で過ごすのが定着しているのです。
最初の年は高知市内で過ごしていたのですが、
残念ながら年末にオープンしている居酒屋が少ないことが分かり、それ以降は四万十市で過ごすようになっています。
そして、今年も・・・
年末から年明けまで四万十市で過ごすことにしました![]()
12月25日頃から降り始めた雪ですが、
出発する29日には雪も溶けて、
高速道路の通行止めも解除されていました。![]()
この日は朝6時の出発。
まずはしまなみ海道の来島海峡SAを目指して走ります。
来島海峡SAに着いたのは、午前9時。
年末の帰省のせいか、駐車場もクルマでいっぱいです。![]()
石鎚山には雪がかかっています。![]()
寒くなりそうです![]()
さて、ここ来島海峡SAから四万十市までは
どのルートで進むか、悩みました。![]()
一つは松山市を経由して国道56号線を南下、
西予宇和から四万十川の中流域・西土佐を経由し、国道441号線を四万十川に沿って四万十市へ下るルート。
【ルート1.松山・国道56号→西土佐・国道441号経由】
もう一つは、
今治から国道196号線を南下して西条市へ出てそこから国道194号線を南下して須崎市へ向かい、国道56号線を西へと向かい四万十市へ入るルートです。
【ルート2.今治・国道196号→国道194号→国道56号】
どちらも200キロを超えるルートですが、
それぞれに一長一短があります。
ルート1の短所は交通量が多いこと。
特に松山市周辺は渋滞も多く、
時間がかかることが多いのです。
ルート2の短所は、愛媛県から高知県を超える際に標高が高い山を越えるため雪が積もっている可能性があることです。
スタッドレスタイヤを履いているので通れないことはないですが、
雪道であれば速度を落とさねばならないし、
スリップの危険性もあります。
ルート1は平坦なルートなので雪が積もる可能性は低く、その点は安全だといえるのです。
さて、どちらのルートを選ぶか・・・
思案の結果、選んだルートは・・・
ルート2でした。
クルマを走らせます。
幸い国道194号は、山にも雪はなく、
クルマの走行に支障はありませんでした。![]()
無事に山を越え、四万十町窪川に入り、
昼食を兼ねて休憩を取ります。![]()
向かった先は、
「食堂ヒラグシ」さん。
店先には、
限定メニューのお知らせが掲げられていました。
四万十町名産の四万十豚を使用したチャーシューのようです。![]()
店内は満席。
10分ほど待たされました![]()
ようやく店内に入り注文したのは、
「四万十豚のチャーシュー麺」![]()
残念ながら普通のチャーシューとの味の違いはわかりませんでした![]()
約30分ほどして店を出ました。
約一時間の運転ののち、
四万十市のホテルへと着いたのは午後3時。
運転時間8時間。![]()
疲れましたが、予約した居酒屋へ向かわないと行けません。![]()
初日の居酒屋は「元屋」さん。
予約した18時にお店に着きました。
今回はカウンター席です。
まずは角ハイボールを注文。![]()
付きだしは、いつもと同じ固豆腐です。
お次は四万十川名産、青さの天ぷら。
中がジュワッとしておらず、
ホクホクと仕上がっているのが上手な揚げかたです。![]()
同じく四万十川名産、川海老の天ぷら![]()
禁猟期間に入っているので冷凍されたものでしょうが、それでも美味しいです。
角ハイボールの次に頼んだのは、
ぶっしゅかんのサワー。![]()
「ぶっしゅかん」とは四万十付近でよく栽培されている柑橘系の果物です。
少し小ぶりの緑色の果物です。
近年、四万十市内の居酒屋で提供され、
人気のようです。
そろそろ日本酒も飲みたいので刺身を注文。
オススメにあったハガツオです。![]()
ちなみにハガツオとは、カツオに似た魚で標準名はキツネガツオと呼ばれています。
鮮度落ちが早いため、水揚げされて翌日までに食べないといけないそうです。
肝心な味ですが、カツオに特有の臭さがないため美味しくいただけます。
高知に行ったら是非食べていただきたい一品です。![]()
魚にはやはり日本酒。![]()
土佐の地酒「美丈夫」を注文しました。
某航空会社の機内ドリンクにも採用されたお酒です。![]()
同じ土佐の地酒「土佐鶴」よりはスッキリとした味わいです。
酒と魚と川エビが載ったカウンターの図です。
まさに土佐三昧です。![]()
元屋さんで忘れてはならない一品がありました。
土佐ジローのだし巻き玉子です。![]()
私が今まで食べただし巻き玉子の中では、元屋さんで出されるものが、一番美味しいです。
どうやったらこの味が出されるのか、未だに分かりません。
やはり土佐ジローという玉子自体の美味しさでしょうか?
先程のハガツオが美味しかったので、
刺身をもう一品頼むことにしました。
悩みまはしたが、アカハタを注文。![]()
アカハタが来るまでタコ酢も頼みました。
箸休みみたいなもんですね。![]()
お酢で口をスッキリさせたのち・・・
いよいよアカハタを、食べます。
アカハタはその名のとおり赤い色をした魚です。
東京では高級魚として知られており、
主に中華料理に使われることが多いですが、
刺身や寿司にも使われたりします。
さてお味ですが・・・
濃厚で脂の甘みがあり、噛めば噛むほど美味しいです。![]()
久しぶりに食べましたが、やはり高級魚に合った味ですね。
年末年始の四万十旅行の初日。
やはり元屋さんに来て正解でした。
お酒、料理を堪能でき満足いく一夜です。
しかし、、、
お酒を飲み過ぎてへべれけの状態となり、
タクシーを呼ぼうと思いましたが捕まらず、
ホテルまで45分歩いて帰りました![]()
2021年の年末は、やはり最後までツイていませんでした。![]()
つづく。
高知県好きがおすすめのする高知の特産物です




















