檮原町到着は13時をすでに回っていました。
この町に寄ったのは、
道の駅スタンプラリーの押印という目的もありますが、
「曇の上の図書館」を見学したい、ということもありました。
曇の上の図書館は、
新国立競技場を設計した建築家・隈研吾が設計した町立図書館です。
隈研吾は「木造建築」を重視している建築家として有名で、
この檮原町ではじめて木造建築であるホテル「雲の上のホテル」も建設しています。
また先日は「出川哲朗の電動バイクの旅」で、
出川哲朗も立ち寄って館内見学をしており、
その独特の建物に感銘を受けていました。
檮原町の町へ入ってすぐ左折したところに、
「曇の上の図書館」はあります。
小高い丘を登った先に、図書館が見えてきました。
お~、カッコイイ
裏手に回ってみると、
こちらにも木を使った工夫が工夫が見られます。
上から下へ垂れ下がるような木が特徴だと思います。
早速、中へ入って見学・・・
と思って正面玄関に行ったら・・・
なんと、休館日
ショックです・・・
外の窓から中をのぞき込むと、
木造の階段とともに、
館内にいろいろな遊具が置かれているのが見えます。
キャンプのテントまで置かれています。
きっと、来館者はこのテントの中でくつろぎながら本を読むことができるのでしょう。
図書館を離れ、
檮原町役場である檮原町総合庁舎方面へと向かいます。
こちらも木を多用した独特の建物です。
中に入って見学したかったのですが、
こちらも閉庁日のため入れず
トコトンツいていないです。。。
気を取り直し、
近くの「檮原町歴史民俗資料館」へ向かいました。
ここには、檮原町の歴史について学ぶことができる施設です。
なお「龍馬パスポート」の指定施設で、
パスポートを持参していると割引などの特典を受けることができます。
ちなみに私はゴールドのパスポートを持っているので、
入館料は無料
中に入ると、
まず映像資料があり、檮原千百年の歴史を見ることできます。
この映像資料を見ると、未来を見据えた新しい方向へ向かおうという
檮原町の姿を知ることができます。
館内には、
平安時代の衣装や・・・
神楽に関する資料や神楽面の展示も見ることができます。
津野山神楽は一度見たことがありますが、
シンプルさの中に、荘厳さを感じさせる神楽でした。
また檮原町は、
坂本龍馬が脱藩する時に通った町でもあります。
龍馬脱藩の道というのが檮原町にあり、
龍馬が脱藩した道をたどることができます。
この資料館では、
龍馬や龍馬に関係する檮原町の志士の資料もいくつか展示されていました。
「檮原町千百年物語」と書かれているとおり、
檮原町は高知県西北に位置する小さな町ですが、
歴史の深みを持った町であることを知ることができる施設でした。
この歴史民俗資料館の隣には、
旧・檮原町庁舎もあります。
こちらは入館料無料!
中に入ると、
展示資料とともに、レトロなテーブルや家具なども展示されていました。
歴史を感じさせる窓枠の正面には、
先ほど紹介した現在の檮原総合庁舎の姿も見えます。
新旧をともに感じさせる不思議な町、檮原町。
今後も、ユニークなハッテンを期待します。。。
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