以前、島根県江津市にある「有福温泉」(ありふくおんせん)を
ブログ記事で紹介したところ、結構好評で質問などもありましたので、
今回、再び取り上げます。
再び取り上げので、前回よりもっと詳細に紹介したいと思います。
有福温泉があるのは、島根県西部・江津市の山あいにあります。
日帰り入浴施設のほか、旅館も数件建っています。
かつては賑わっていましたが、近年は少々廃れた感があります。
しかし、旅館では山陰名物「ノドグロ」を使った料理や、
浜田港から水揚げされる魚介料理などが好評のようで、
宿泊料が高いにもかかわらず訪れるお客さんが多く、
またその評価も高いようです。
私は旅館に泊まるほど裕福ではないので(貧乏)、
日帰り入浴施設を利用します。
施設の下にある駐車場へクルマを停めます。
駐車場の脇にある「恵比寿さん」を思わせる顔の行灯がユニークです。
駐車場から階段で上がらなければなりません。
階段を上がり始めたそのとき、
ふと下を見ると、「やよい湯」と書かれた建物があります。
どうやらこちらも入浴施設のようです。
番台らしきものがありました。
が、係員らしきヒトはいません。
少々怖い感じもしたので、当初の目的どおり「御前湯」を目指します。
こちらが御前湯のロビーです。
レトロ感のある番台が真ん中に設置されています。
写真撮影を決行。
こちらが上がり場です。
コイン式ロッカーが設置されているので防犯対策はばっちりです。
ローマ風呂を感じさせます。
泉質はヌルヌル感がいっぱい。
なんと丸見えでした。
ちょうど通りかかった女性がいて、
裸を見られてしまいました。
相手の女性もバツが悪そうな顔をして、
すぐに顔を背けましたが・・・
今後は気をつけないといけません。
この休憩室もレトロ感が満載!
天井の照明には年季を感じさせます。
窓も浴室と同様アーチ型。
そして、壁には写真が飾られています。
昔の有福温泉の写真のようです。
女風呂の写真ですが・・・
う~ん・・・
すでに時代を重ねているでしょうから大丈夫だと思いますが、
肖像権の問題もあるのでネットに載せて大丈夫でしょうか・・・
こちらはバスの写真のようです。
なぜか、こちらも女性がたくさん乗っている写真です。
先ほど昇ってきた階段でしょうか?
一人の女性が階段脇の水を飲んでいる写真です。
浴衣を着ているので旅館の泊まり客でしょうか?
色っぽい雰囲気がありますね。。。
その他、温泉街の町の写真もたくさん飾られていました。
昭和30年頃の写真と書かれています。
まさに「三丁目の夕日」時代ですね。
旅芸人一座でしょうか?
なんだか昔の「男はつらいよ!」の寅さんが出てきそうな雰囲気です。
ゆったりと写真を見ながらくつろぎます。
扇風機は一台、外は暑かったですが、
中はそれほど暑くなく、この扇風機で涼むことができました。
ゆったりとした時間が流れる、島根県の石見地方。
観光名所は少ないけど、空や海の青さ、
そして「ゆったりとした時の流れ」は
四万十のある高知県幡多地方にそっくりでした。。。