島根県奥出雲町。
島根県の南、中国山地の中にある人口1万1千人あまりの小さな町ですが、
出雲蕎麦のお店が数多くある町として有名です。
その中でも名店として数えられる「山県そば」さんへおじゃましました。
お店に着いたのは御前10時40分ころ。
すでにお店はオープンしていました(10時半にオープンだそうです)。
 
お店にはヤマタノオロチでしょうか?
マスクをしており、コロナ対策をしているお店ということを
PRしていました。
 
店先には、神話にちなんだ絵が掲げられており、
その下にはオススメメニューが掲示されています。
 
オススメメニュー、「おろちそば」・・・
やはり神話の里ですね。
その他にも、山かけそばや釜揚げそばなども並んでいます。
 
店内に入ると先客が一組。
畳のある小上がりとテーブル席があります。
厨房では、お蕎麦を茹でています。
 
対面の窓の先には、山の法面が見えます。
奥出雲町は山の中にある町なので、まだまだ寒く、
春の訪れを感じさせる風景ではありません。
 
テーブルには、お品書きと・・・
 
「割子そば」の食べ方が書かれた案内書。
 
そして奥出雲町の名産が書かれたパンフレットが置かれていました。
 
出雲蕎麦といえば、やはり「割子そば」。
ということで割子そばを注文。
ツレが注文したのは割子そばセット。
マイタケの味噌汁とご飯が付いています。
 
私は純粋に割子そばを食べたかったので、単品を注文。
ただし、お店の店員さんからオススメされた10食限定の
「つなぎのない10割蕎麦」を注文しました。
蕎麦汁、蕎麦餅、タクアン付です。
 
薬味は、削り節、ネギ、刻み海苔、そして赤カブです。
早速、最上段の割子に乗せます。
 
蕎麦汁は、まだ開店したばかりだったためか、
それほど濃い味ではありませんでした。
 
タクアンもこちらで漬けられたものでしょうか?
美味しかったです。
 
食後には蕎麦汁で造った珈琲も提供されました。
蕎麦餅と一緒に食べます。
珈琲は蕎麦の甘い味がしました。
 
お店を出た先には、蕎麦打ち体験ができる施設がありました。
残念ながら体験者は見受けられませんでした。
 
お店周辺には、まだまだ雪が残っていました。
平地に比べて気温は2~3度低い感じです。
雪もなかなか溶けないのでしょうね。
 
 
そば屋さんを出てクルマを走らせると、雪化粧をした中国山地の
山々が見られました。
 
奥出雲町を出て、広島方面へと向かう国道を走っていると、
「延命水」と書かれた看板に出くわしました。
 
どうやら「わき水」のようです。
 
階段を下りた先には、壁際から突き出た円錐が何本かみえます。
 
近づくと、こんこんと水が流れていました。
どうやら自由に水汲みをすることができるようです。
 
 
水汲み場の前にはお地蔵さんが祀られていました。
お金を持ってきていなかったので、一礼のみして挨拶をしました。
 
国道を更に進むと、おろちループ橋というグルグルと回る
ループ橋に出くわします。
山を昇るような形となっており、登り切ったところには
「道の駅」もあります。
道の駅からは赤色の橋が見えます。
雪景色に赤色が映えてキレイでした。
 
近くの山々には雪景色が映えています。
寒いですが、空気が澄んでおり、コロナ禍を忘れさせてくれます。
 
こちらが道の駅。
中にはお土産売り場がありました。
 
ちなみに延命水はマイタケ売り場の施設でも汲むことができます。
こちらのほうが水汲み場もキレイなので、たくさんの方が水汲みをしていました。
トラックで何十本ものペットボトルで汲むひともいます。
 
もちろん、マイタケ売り場もあります。
奥出雲町のマイタケは有名なので、機会があれば買うことをオススメします。
 
前述の水汲み場。
たくさんの人が、たくさんの容器を用意していたので、
私は汲むことができませんでした。
島根県外ナンバー(大阪、福山など)のクルマも多かったので、
水汲み場として有名な場所なのかもしれませんね。
 
 
再び奥出雲町へと戻ります。
今回、奥出雲町を訪れた理由は、「横田バーガー」という
ハンバーガーを買うためです。
ご当地バーガーですが、近辺では美味しいと評判のため、
わざわざ買いに来たという次第です。
お店は町中にある小さなお店ですが、たくさんのお客さんが
訪れていました。県外ナンバーのクルマもたくさん見受けられます。
 
お店の中はこんな感じ。
有名人のサインなども飾られていました。
 
 
購入したのは、ハンバーガー単品とハンバーガーセット。
今回は通常のハンバーガーでしたが、島根和牛を使用した
ハンバーガーも販売されています。
ちなみに和牛バーガーは800円くらいで少々高かったです。

 

奥出雲町での休日はこれでお終いです。

実は、もう一軒、そば屋に行ったのですが、満席のため入れず、

諦めました。

蕎麦の美味しいお店がたくさんあるため、観光客もたくさん訪れるようです。

 

高速道路があるわけではないので、頻繁に訪れることは難しいですが、

たまに訪れて、お蕎麦を食べて帰ることには良いかもしれません。

 

またいつか訪れ、今度は別のそば屋訪問をしたいと思います。

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