島根半島四十ニ浦巡り 5回目。
今回は、関の五本松で有名な島根県松江市美保関町にある美保神社を参詣しました。
美保神社は松江市内から1時間弱。海に面した地域にあります。
美保関町は、中海に面した海岸近くにあります。近くからは、中国地方最高峰の大山を見ることができます。
神社のすぐ前には日本海の海と漁港。
白いイカを干した風景も見られます。
鳥居は二連つらなっています。
廻船御用水。「おかげ井戸」とも言います。
昔、大旱魃に陥った際に、町民が願をかけをしてここを掘ったところ、
水が湧いてきたという伝説があります。
昔、大旱魃に陥った際に、町民が願をかけをしてここを掘ったところ、
水が湧いてきたという伝説があります。
狛犬様もかなり古そうな感じです。
神門には出雲大社と同じく、大きなしめ縄が飾られています。
しめ縄の近景です。
神門を抜けると、拝殿が見えます。
拝殿の賽銭箱前から撮影。
拝殿、右横から撮影。本殿が後ろに見えます。
写真では分かりにくいですが、本殿の屋根が二つ見えます。
これは二殿並立となった「美保造」と呼ばれるものです。
屋根付近拡大して撮影するとよく分かります。
左と右の屋根の千木が異なっているのが分かります。
左が地面に垂直に切った「外削ぎ」と呼ばれるもの、
右が地面に垂直に切った「内削ぎ」と呼ばれるものです。
一般的に、外削ぎは「男神」を、内削ぎは「女神」の祭神としています。
美保神社は、「事代主神」(男神・えびす様)と「三穂津姫命」(女神)を祀っています。
拝殿 左から撮影。
拝殿が柱に支えられているのが分かります。
本殿後ろから撮影。
本殿後ろには小さな社がありました。
若宮社と呼ばれるそうです。
小さな、かわいい狛犬様もいらっしゃいました。
参拝が終わり帰る途中、境内に看板がありました。
「美保神社大造営中」と書かれています。
本殿後ろに大きな足場が組まれていたので、改修中だったのでしょう。
最期の鳥居を出た後、神社名が書かれた石段がありました。
この石段、よく見ると普通の石とは異なり、海辺の石を使ったものであることが分かります。
島根半島四十二浦の神社は海辺が近いこともあり、こうした利用がされるのでしょう。
再び漁港を撮影。
漁船手前にはイカの一夜干しが見えます。
近くに作業をしているおばさんがいたので値段を聞くと、
3枚1,200円でした。
同じ島根県浜田市ですと、1,000円以内でありますから、少々高いです。
でも、美味しいから高いのかもしれません。
空も青く釣りをしているアベックもいました。
大鳥居前には「クリフネ」という喫茶店があります。
ここのコーヒーが美味しいと有名です。
テイクアウトでアイスコーヒーを買いましたが、確かに美味しかったですね。
参詣終了後、帰宅中。中海を横に進んでいきます。
大山がよく見えます。
途中、「男女岩」と書かれた看板が・・・。
車を降りて見てみると・・・
岩と岩が結ばれていました。
確か、伊勢神宮を少し南下しとところでも、同じような風景があった気がします。
高知の室戸岬近くにもありましたよね。。。
全国どこにも同じような風景があるようです。
「男女岩」で結ばれた奥手の岩を見てみると・・・
・・・
あえて言葉にしませんが、アノ形ですよね。
たぶん、こっちが「男岩」なのでしょう^ ^;;
以上で美保神社参詣は終わり。
天気も良く、気持ちの良い一日でした。