高知県では、観光振興政策として「龍馬パスポート」があります。
これは、高知県内の各観光施設や道の駅で商品を買ったり、あるいは各種体験をすると、割引などの特典や龍馬パスポートと呼ばれる冊子にスタンプを押してくれ、冊子がスタンプでいっっぱいになると旅行券や各種景品もらえるというものです。
冊子もひとつではなくて、青、赤
ブロンズ、シルバー、ゴールドとスタンプの数によってランクアップしていく仕組みとなっており、ランクが上がるにつれて旅行券の金額や景品も比例して上がってきます。
私も所持しており、これを使っていろいろな高知の特産品を買ったり、カヌー体験などをすることができました。
今回は、龍馬パスポートを使用して観光施設を見学した体験を紹介します。
訪れたのは高知県東部にある田野町。
ここは、かつて高知の魚梁瀬杉と呼ばれる木材の積み出し港として栄えた町です。
その町で豪商として栄えた岡家の御殿が岡御殿と呼ばれる建物です。
↑岡御殿入り口。
襖や鴨居に目がいきます。
土佐藩主つだある山内家か視察時の宿泊や
襖にも鶴の絵が。繁栄を願ってのことでしょうか。
時代を経ているせいか、すたれています。
この後、田野町の町中を散策しましたが、静かで趣のある感じでした。
龍馬パスポートがなければ、おそらく寄ることもなかった町かもしれません。
高知の小さな町を知るきっかけを作ってくれたことに感謝です。