ある晴れた日の午後、
道を歩いていたら赤い洗面器を頭に乗せた男が歩いてきました。
洗面器の中にはたっぷりの水、男はその水を一滴もこぼさないように、
ゆっくりゆっくり歩いています。
私は勇気をふるって
『ちょっとすいませんが、あなたどうして
そんな赤い洗面器なんか頭に乗せて歩いてるんですか?』
と聞いてみました。
すると男は答えました・・・
『警部補・古畑任三郎』の11話。
なりふりかまわず目的を成し遂げる。
実に見事な殺し方。
殺人の間ずっと『サントワマミー』が鳴っている。
オレはそれがなんとも人間の哀愁と憎悪を感じて怖いのだ。
・・・さよならDJ。
サントワマミー