宮崎監督引退かぁ。
この話題で、タバコ騒動はどっかに行ってしまったなぁタバコ

宮崎作品のロマンチックな演出(観てるほうが照れてしまうような)は、
正直言って嫌いじゃないけど、手放しで賛成って感じではないなぁ。

でも、ラピュタの飛び出してくるような迫力、
魔女の宅急便の、一から創めようとする新鮮な気持ち、
ナウシカやもののけ姫の
「こっからどうやって収拾つけるんや?」・・ていう感じにひひ、等々
言っとったら、きりがあらへん。

これほど視聴者の心を揺さぶり続けた作品群を発信し続けた人は、
ちょっと思い浮かばない。

72歳ですかぁ。ご苦労様でした。


宮崎駿監督が引退、長編映画は「風立ちぬ」が最後に スタジオジブリ星野社長が発表
世界有数の国際映画祭として知られるヴェネチア国際映画祭で、驚きのニュースが発表された。日本のアニメ映..........≪続きを読む≫
前回にネタバレ批判をしたばかりなので、
「ネタバレしないように慎重に書かないとあかん」と気をつけつつ、
(そりゃそうや、そうでなきゃ前回の記事はなんなんやって話や)
珍しく映画のレビューや。

家入レオが『パシフィック・リム』を観ているようなので、
『パシフィック・リム』と言いたいところやが、
今回は『風邪立ちぬ』や。

まず、序盤から感じた事は、
宮崎作品って、家族そろって観られるイメージがあると思うが、
今回は、小さいお子さんが、待ちがいなく途中で飽きそうや。

『千と千尋・・』とか『ハウルの・・』みたいなやつは、
次から次へと、不思議な事が起こるが、
この作品は、飛行機に対する夢が、主人公の見ている夢の中で
永遠と語られるだけで、顔無しもポニョも出て来ない。
(出てきたらあかんがな汗

また、現実の世界でも、主人公は、明けても暮れても飛行機設計に
全てを費やすので、ドイツ視察のくだりあたりは、
申し訳ないけど「中だるみしてるなあ」て感じやった。
もう一回観ると、違うんだろうけど、飛行機にそこまで興味ないからなあ。

それから自分の場合、登場人物の行く末を一部知っていたので、
序盤の出会いのシーンで、マンドリンの曲が流れてきたあたりで、
早くも涙腺がゆるんできおったしょぼん
ここは、むしろ知っていたほうが感動的に観られる気がするが、
とりあえず黙っておくわ。

そんな感じで、感動的な演出にはまって、親は泣く
子供は飽きるじゃ、なんか微妙な感じやと思う。


最後まで観て感じた事は、
主人公は、子供の頃から大人まで震災や戦争に巻き込まれて、
それに翻弄されながら生きぬくが、
物語の最後になっても、今まで出てきた登場人物がその後どうなったとか、
よく映画であるような要素が描かれて無く
、結局、主人公の胸の中には飛行機の事と奥さんへの愛情しかないと
自分は思った。
本人にとって、それ以外の事は、結果的にはどうでもいいんやって自分は受け止めた。


色々批判めいた事も言うたけど、
宮崎作品のロマンチックな演出にはまりやすい人は、
ラストの感動はなかなかのものなので、
観に行って損はないと思うで。