8年前の春、A棟1階の教室で、お弁当を食べながら。

彼女は言った。
「夢の実現まで、まだこれから長い。」
私は言った。
「これまでも、長かったもん。頑張ったね。」
彼女は笑った。

私は言った。
「私の夢、趣味で終わるかも。」
彼女は言った。
「この間聴いたラジオDJの声が(私に)そっくりだった!声が一緒なんやから、いつかはなれるで!」
私は笑った。

彼女は努力して、別の形で夢を叶えた。
そして、突然旅立った。

彼女は、努力家だった。
彼女は、ギャグ漫画が好きだった。
彼女は、いつも凛としていた。

私は、努力しているのだろうか?
私は、笑顔と共にいるだろうか?
私は、凛と生きているだろうか?

はっきりと解ること。
私は、ただただ、生きる。
そして、私は、彼女を忘れない。