ランダムエセイ「テレビ番組はこういうふうに出来ている」第十八回「ショウとしての番組」 | Clear通信

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  巨匠の独り言
- Fool On The Hill -

今は殆ど無いけれど僕は客入れの「テレビショウ」が好きである。
NHKなんかでは最近も時々やるが、なんでこんなに古臭くて段取り臭いんだろうと思うだけである。
(NHKは昔からそうだったけれど)

客を入れたら、そのスタジオに居る客にも、
テレビを観ている人にも、気持ち良い流れで見てもらおう。
そういう思いがこもっているのが「テレビショウ」である。

だから、ハンデイカメラは絶対に
スタジオのお客さんの視線を邪魔する位置でうろうろしない。

客席の構造は、演者と対面式であるし(劇場式)
後ろのひな壇から、演者の後頭部を観るような配置にはしない。

演者がトチッても収録を止めたりしない。劇場と同じだ。

かくして緊張感のある丁々発止のスタジオが実現する。

しかし、今は、スタジオの客入れ収録を素材だとしか思っていない。
カメラを何台も入れて、パラ回しをして、
あとで編集で何とかしようとする。

馬鹿な事だ。