フジテレビのお台場局舎がほぼ完成した頃の話である。
そのできたてで、まだあっちこっち工事している局舎で
一番に打合せをやろうという話になった。
土地勘がないし、ゆりかもめにも乗ったことがない。
少し早めに出たら、定刻の30分前についてしまった。
ぶらぶらしていると、知り合いのAD,W君にあった。
「なにしてんの」
と聞くと、W君は
「明日ここで本番なんですけど、トイレの場所を
確認にきたんです」
「タレントさんに聞かれて説明できないと、シャレになんないですからね」
という。
W君はその後フジテレビを代表するディレクターの一人となった。