一番したくない子育て。

 

私にとってそれは、

 

「自分の夢を子供に押しつけること」

 

 

 

これね、はっきり言えるのだけど、

 

たくさんの親がやってると思う。

 

 

女の子だったら、ピアノとかバレエ。

 

男の子ならサッカーや野球。

 

勉強、塾、英会話・・・。

 

 

本人からやりたいって言い出した?

 

 

やんわりでも誘導して習わせなかった?

 

 

本当は小さい頃に自分が続かなかったり、

 

習えなかったり、途中であきらめたり、

 

そんな自分の浄化されきってない気持ちを

 

子供を使って果たそうとしてない?

 

 

それはどうして?

 

今から、自分でもう一度向き合えない?

 

 

 

私、ずっと小さな頃から

 

親が自分たち兄弟を使って

 

自分の夢を果たそうとしていることに違和感を感じてて。

 

親は「お前のため」というけれど、

 

絶対に嘘だと、吐き気がするぐらい嫌な気持ちだった。

 

 

今、親になってわかる。

 

 

親だとしても、まず子供のことより、

 

自分のやりたいこと、

 

ここをはっきりさせておかないと、

 

必ず子供を使って自分の夢を果たさせようとする。

 

 

自分の内側の力を手放すとき、

 

必ず外の世界を支配、コントロールしようとする。

 

 

 

世間で言われる、子供のために頑張る親像

 

子供が居ることで自分で制限をかける在り方

 

自分のように惨めな思いはさせたくないという思い

 

様々な思いが絡み合う。

 

 

けれど、一番大きな思いって、

 

「どうせ自分には無理だからってあきらめて、ならば子供にたくそう。」

 

ここじゃないかな。

 

こんな迷惑な話あるだろうか?

 

 

 

子供はいつも思ってる。

 

 

「私の行動を見張るより、

 

もっとお母さん自分の好きなことやって笑顔でいてよ。

 

その方が私ももっと自由に安心して、

 

好きなことに取り組めるんだよ」

 

って。

 

あの時、両親が私の気持ちをねじ伏せて、

 

私を思い通りにさせたいんだとずっと思ってきた。

 

その親への怒りがずっと消えなかった。

 

でもその怒りの先は、

 

両親から感じる、人生をあきらめきったような悲しいエネルギー

 

をいつもいつも感じ取って、どうにかしてあげたくて、

 

でもどうしていいか分からなくて、

 

 

「ねぇ、大丈夫だよ。

 

お父さん、お母さんも自分を生きることあきらめないで。

 

もっと人生を楽しんで。

 

私たち子供のこと忘れちゃうくらい

 

自分の人生に集中して大丈夫だよ。」

 

っていう両親へのメッセージだった。

 

 

だから、私は「子供のため」が出てくると

 

いつも注意する。

 

本当にそれは、子供のため?

 

自分ためじゃない?