趙雲悲恋END後の物語、前作の袁紹ポジです
袁紹より、この子の方が好きだけど

趙雲恋愛END時の郭嘉の最期の叫びが哀しかった
“自分が辛い目にあったから何をしても良い”訳がないし、彼は償わなければいけない罪をきっとたくさん犯しただろうけど、結局 元を辿ると彼も“時代”の被害者なのよね

ついさっきまで一緒に暮らしていた家族や友人、他の村人…そんな身近な人達を一瞬にして喪いたった一人になる……
あまりに現実離れした出来事に泣く事すら出来なかったんだろうと思うんだ
郭嘉に乞われて彼にとどめをさす前に関羽が「もっと他にも考え方はあると気づけたら…」的な事を言うんだよ
でも郭嘉は本当はとっくに気付いてたんじゃないかな、社会的階層構造だけが真実ではないって
ただ、認めてしまったら 自身の身に起きた出来事を処理できない…自分の心を守るためにそこから目逸らしたのかなぁ、と
桃園のスチル、関羽の心音を聴きながら、安心しきった幼子のような無邪気な笑みを浮かべてるんです
そのスチルを見てたら上記のような事をまた考えてしまって、すごく泣きたくなりました


関羽の耳を奪い洗脳までしてるのは郭嘉なのに、依存してるのはその郭嘉の方なんだもの

「ずっと一緒だよ。僕の、僕だけの姉さん」
簡単に自分を残して逝くことのない姉を自ら作り上げ共に暮らす…
郭嘉の幸せは仮初め、虚構な訳ですよ

ぃや、もうホント彼をちゃんと救済させてください


色々と哀しすぎる



ちなみに趙雲恋愛ENDでいくなら、郭嘉は趙雲と関羽の子どもに生まれ変わると良いと思うんだけど…こんな事、考えたのって私だけ?
少し暗くなったけど、こんな感じ

