大津市のいじめ問題 | 半兵衛のブログ

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大津市のいじめ問題



人間は人をいじめたり、いじめられたりしながら成長していくものだと思います。
そうしていくことで、人の気持ちがわかるようになっていくのです。
いじめられていやな思いをしたら
自分は絶対に人をいじめないようになろうとか・・・

人をいじめている人を見て・・・怒りを感じるようになる・・・
それが正義感になるのだと思います。

大人になっても毎日がそれとの戦いでもあるのです。


しかし、そんな、成長の過程でも、不幸にも、そのいじめが原因で自殺に追い込まれていく子供たちもいる。
とてもかわいそうなことであり
心が痛みます・・・・・・・
その子が追い詰められていることがわかっていたら
なにがしかのアドバイスをしてあげられたのに・・・

しかし、赤の他人で何の接点もない私にはなんらその子を救う手段はないのですが、
逆に赤信号を出している生徒と毎日接している先生が
その信号をキャッチできなかったばかりか
いじめに加担するような言動もみられたという・・・・・

教育委員会は生徒が自殺したら、その原因を調査をすることになっているという。
そして、ほかの生徒からのアンケート調査で「葬式ごっこ」をやっていたという回答があり、
きわめてその生徒の生命にかかわる陰湿ないじめが行われていたにもかかわらず

「見落とした」と釈明している。
そのうえで、「いじめと自殺との因果関係はない」と釈明した。

自殺の怒りの矛先が教育委員会に行ってしまうのは残念だが、
保身のため、責任を一切取らない、「何もなかったようにしてしまおう・・・」
こんな姿勢が残念でならない
そして、国民を欺けると信じていた委員会に「おまえらは馬鹿だ」といいたい。
世の中そんなに甘くない。
こんな組織に子供を預けていると思うと怖くなる・・・・

これはモラルの問題であるが、
モラルのない人たちが子供にモラルを教えられるとは到底思えない。


被害者の親は、いじめをした生徒に損害賠償の刑事告訴をしようとしているらしいが、
いじめをした生徒は未成年者でありまだまだ、成長段階の善悪もまだわからぬ子供である。
子供を訴えるより、教育委員会や先生を訴えるべきだと考えます。

本当はいじめや、自殺のことをテーマにしたかったのですが、
あまりにもひどい教育委員会に憤りを感じてしまいました。