ザ・ビートルズ  ア・ハード・デイズ・ナイト | 半兵衛のブログ

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1964年7月に発売したビートルズのイギリス公式3枚目のアルバムで、同初主演映画のタイトル曲です。

邦題が『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ』(命名;水野春郎)です。2009年9月に発売されたリマスターCDから、「ハード・デイズ・ナイト」という邦題に変更。ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500では153位にランクされています。


曲の冒頭で弾かれるコードG7sus4/Dはビートルズの非凡なる才能を示しています。
どんなミュージシャンでも曲の出だしをどうするか悩みに悩むわけですが、ビートルズが出した答えはこれでした。たった一つのコードを出だしで「ジャーン」と弾く、たったそれだけです。コロンブスの卵的な発想でまったく新しい試みです。
このコードの響きは力強さのなかにもどことなく疲れを感じさせる音であり、「ジャーン」というたった一つのコードがこの曲の全てを物語っているような、まったく新しい感性の出だしです。そして、全てのミュージシャンが曲の出だしを聴いてぶったまげたのでした!


「犬のように働いた」の歌詞が印象的で・・・
そもそも犬ってそんなに働くんだ?という疑問は置いといて・・・
働きづめのビートルズのメンバーですが、特にこの曲を書いたジョンは、当時の奥さんシンシアに捧げた曲なのかもしれません。「君の為に一日中犬のように働いたんだ」という歌詞がとても良いですね。労働者の偽りのない心境を歌った、本当にストレートわかりやすくいい曲です!
そして何よりもビートルズしか作れないオリジナリティー溢れるサウンドですね。


お父さんたちは家族のために、一年中、朝早くから夜遅くまで頑張っています。
あまりにも働きづめのお父さんに、「休み取れないの」とか?
「もっと子供をかまってあげて」とか不満をぶつける奥さん。
どんな家庭でも見かける光景ですね。
そして休日にぐったりしているお父さんをつかまえて、やれ、あそこに連れて行ってとか、他の家庭のお父さんはどこどこに行ったとか・・

そこで疲れ果てた父さんに対してどのように接するのか?
すべては奥さんの対応にかかっていますね。

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A Hard Day's Night


ハードな一日だったよ
まるで犬みたいにあくせく働いて
それにしてもハードな一日だったよ
今夜は丸太みたいにぐっすり眠ったほうがいい
だけど 君の待つ家に帰ると
君があれこれ世話を焼いてくれる
それで気分もなおっちまう

こんなに働きづめなのは 
金を稼いで 君にいろいろ買ってやるためさ
それも君のひとことで報われる
”あなたのためならなんでもするわ”
弱音なんてはくもんか
君を独り占めできるなら
それだけでOK

家に帰れば なにもかも満足だ
家に帰れば 君がきつくきつく抱きしめてくれる

ハードな一日だったよ
まるで犬みたいにあくせく働いて
それにしてもハードな一日だったよ
今夜は丸太みたいにぐっすり眠ったほうがいい
だけど 君の待つ家に帰ると
君があれこれ世話を焼いてくれる
それで気分もなおっちまう

弱音なんてはくもんか
君を独り占めできるなら
それだけでOK

家に帰れば なにもかも満足だ
家に帰れば 君がきつくきつく抱きしめてくれる

ハードな一日だったよ
まるで犬みたいにあくせく働いて
それにしてもハードな一日だったよ
今夜は丸太みたいにぐっすり眠ったほうがいい
だけど 君の待つ家に帰ると
君があれこれ世話を焼いてくれる
それで気分もなおっちまう

バッチリOKさ
バッチリOKさ


ビートルズ歌詞全集より
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