サマーソング特集その7 「少年時代」 井上陽水 | 半兵衛のブログ

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サマーソング特集その7 「少年時代」井上陽水

1990年発売の井上陽水の代表曲のひとつです。
映画「少年時代」の為につくられた曲だそうです。


ビートルズの曲を聞いているような感じがします。
ピアノの使い方がまるでレット・イット・ビーみたいで、間奏での楽器の使い方がペニーレーンを彷彿させます。そして過去を思い返す感じがイン・マイ・ライフを聞いている時に感じる郷愁を呼びおこします。メロディーメーカーとしての井上陽水さんの才能を感じます。
ピアノは来生たかおさんが演奏しています。

ビートルズっぽい曲を日本語でつくるのはとても大変なことだと思います。
元来のビートルズフリークの陽水さんですから、きっと、ビートルズっぽく感じたと言えば、きっと喜んでくれると思います。
歌詞は意味がさっぱりつかめませんでしたが、雰囲気は伝わります。

私の夏の少年時代といえば日が暮れるまで外で遊んでいました。
夏の夕暮れは遅く、7時ごろまでは明るかったと思います。
しかし暮れ始めるとあっという間に暗くなりました。

近所の友達と原っぱで草を抜いたり、落とし穴作ったり、泥団子を作ってはどちらの泥団子が強いかぶつけあったり、草ぼうぼうの斜面を海苔巻きのようにゴロゴロと転がり落ちたり・・・そんな記憶がよみがえります。
そして暗くなるとあちらこちらで、近所のお母さん達が自分の子供の名前を呼ぶ声がきこえてきます。
「○○ちゃん帰っていらっしゃーい!夕飯ですよー」
何しろファミコンなど無い時代でしたから・・・・

そういえば昔は呼び鈴などなかったので、玄関前で大声で「○○ちゃん、遊びましょー」って言って友達を呼び出していましたね。

夕方になると近所のおばさん達が外で煉炭に火をつけあたり一面サンマの焼く匂いが漂っていました。

子どもは風の子と呼ばれて真冬でも半ズボンが当たり前でしたね。

みなさんの少年少女時代はどうだったでしょうか?この機会に是非思い出してくださいね^^

※「風あざみ」と「宵かがり」は陽水による造語

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少年時代

詞:井上陽水 曲:井上陽水&平井夏美

夏が過ぎ 風あざみ
誰のあこがれにさまよう
青空に残された私の心は夏模様

夢が覚め 夜の中
永い冬が窓を閉じて
呼びかけたままで
夢はつまり 想い出のあとさき

夏祭り宵かがり
胸のたかなりにあわせて
八月は夢花火 私の心は夏模様

目が覚めて  夢のあと
長い影が夜にのびて
星屑の空へ
夢はつまり 想い出のあとさき

夏が過ぎ 風あざみ
誰のたそがれにさまよう
八月は夢花火私の心は夏模様

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井上陽水 少年時代