国際再生可能エネルギー機関
今月から新しい国際機関が動き出します。その名も「国際再生可能エネルギー機関 International Renewable Energy Agency (IRENA)
」。IRENAはドイツ、スペイン、デンマークが主導で作った再生可能エネルギー導入を促す機関
です。国際エネルギー機関(IEA)とはことなり、いわゆる先進国(正確には経済開発協力機構の加盟国)だけではなく途上国も参加することができます。
21世紀に非常に大事な役割を果たすことになりそうなIRENA。でもいくつかの国は参加していません。ブッシュ政権下のアメリカもその一つ。でも実は日本も参加を見送っています
。しかもドイツの積極的な働きかけに関わらずです。
日本の不参加の理由はいくつか考えられます。日本が事務局長を出しているIEAと、IRENAの機能が重複するという指摘がありますが、これは実際にそうでしょう。また財政が厳しい中、拠出金を手当てするのは難しいでしょう。また、たとえ日本が参加したとしても、様々な機関があり国家の利害がうごめく国際舞台でIRENAがどのような役割を果たしていくかは不透明なのも事実です。
とはいえ、日本が再生可能エネルギーの世界の潮流から取り残されてしまうのは問題です。オバマ大統領が就任して、アメリカがIRENAに加入したら日本も加わるかもしれません。日本の前向きな対応を願っています。
MJ