タイム誌の「環境の英雄たち」
「今年の人 Person of the Year」を毎年発表する米タイム誌。毎年「環境の英雄たち Heroes of Envirionment」も選定しています。昨年はトヨタのプリウスの開発チームも選定
されました。
今年の「環境の英雄たち」は10月頭に発表されました。この中に以前ブログで書いたシャイ・アガシ氏
(ベター・プレイスの創業者・CEO)やクライナー・パーキンスのジョン・ドー
氏も選ばれています。米国全体としてシリコンバレーの活動が注目を浴びてきたという証拠でしょう。
興味深いことにイノベーターの一人は中国で活躍しています。中国系アメリカ人のペギー・リュー氏
はマサチューセッツ工科大学(MIT)を卒業した彼女は、戦略的コンサルティング会社のマッキンゼーで仕事をした後、中国でベンチャーキャピタルの仕事を始めます。ある日MITの同窓会のイベントで、学長スーザン・ホックフィールド氏の講演に耳を傾ける機会がありました。そのときのメッセージは簡潔でした。中国が責任を果たさなければ地球温暖化問題は解決しないと。ここから彼女の人生の方向は大きく変わります。
中国でクリーン・エネルギーを促進するためのネットワーク団体、JUCCCE(Joint U.S.-China Cooperation on Clean Energy)
を設立して、中国と世界の政界・経済界の要人を結び付けようとしています。彼女の仕事の重要性は既に世界から認識されているようで、前米国大統領のクリントン氏が運営しているグローバル・クリントン・イニシアティブの作業部会のアドバイザーとしても活躍
しています。
世界最大の二酸化炭素排出国になった中国。毎週新たな石炭発電所が建設されているともいわれますが、そこでもゆっくりながらクリーンテック革命の種は成長しているようです。
MJ