アメリカ西部と地熱発電
Googleが地熱発電会社への投資を発表 しました。
これは、以前紹介したグーグル・オルグのダン・ライカー氏のコメント に沿うものです。
ここで紹介されている地図に見られるように、アメリカ西部の地熱資源は甚大なものであると算出されています。特に、今回投資が決まったAltaRock Energy は、これまでの地下の天然蒸気を使ってタービンを回して発電するシステムとは違い、地下数キロメートルの高温岩盤の周りに水を循環させることで水蒸気を発生させるという、Enhanced Geothermal Systems(EGS)という新技術を、低価格で市場にもたらすことを命題としている会社で、今回の資金調達では、第一次投資会社 Kosha Ventures とKPCBに加え、Googleほか2社のVCからの投資で合計約26億円を調達しています。
また、今回のGoogleは、Potter Drilling という岩盤の掘削ドリルを開発している会社に約4億円の資金提供、アメリカの地熱分布を研究しているSouthern Methodist大学の地熱研究所への約5000万円の研究費の提供もあわせて明らかにしました。
地熱発電の新しい技術を推進する会社だけでなくその周辺ビジネスも抑えていくGoogle..orgの戦略は、ゴールドラッシュ時代に、もっとも成功したのが金を発掘した人ではなく、そのための道具をそこに集まる人たちに売った会社だったという逸話を思い出させます。
デュターム