自分も昔は沢山悩んでいました。周りもテレビも新聞雑誌や本でも悩むのが普通である様な感じだったので自分もそれに合わせて悩んでいたものです。
でもそれが途中で変ったんですね、きっかけは日本を離れて日本の情報の影響を受けなくなった事です。初めにハッキリ書いておきますが悩まないのがメンタル強いとか凄いとか正しいとかと言う事ではありません。単純に違っているだけで特別な事ではありません。
日本の情報の影響を受けなくなって英語の情報の影響を受ける事になったのですがその時以来悩まなくなりました。英語が使えるようになると英語の考え方が出来る様になるのだと思います。多分他の人から言わせたら悩みを他の言葉に変えているだけで何も変わっていないのではと言われそうですがその辺は良く分かりません。
自分の中では基本悩まないですね、あるのは「問題」だけです。普通悩みとは選択肢があってどちらの選択にするか決断がつかないので悩むと思うのですが自分の場合は選択のうちどちらにするのかの問題があるだけで決断する必要があれば決断するし決断の必要が無ければ問題保留でその問題からは離れます。
多くの場合選択の決断がつかないのは情報が不足しているか自分は何を望んでいるのかはっきり分かっていないからでは無いですか？選択すると言う事はその対象に違いがある事になります、全く同じものを比べてどちらを選ぶか悩む人はいません。そして自分が何を望んでいるのかがハッキリ分かっていれば自然に答えは出て来ると思います。
そうすると悩んでいる人は自分が何を望んでいるのか知らない事になりますね、自分は悩まないので普通の人は何で悩むのか良く分かっていないのですが「今悩んでいること」をネットで調べてみます。1番上に出て来たのが高校生の悩みトップ5でそのうちの1位が「高校卒業後の進路について」でした。ではこれを例にして考えてみます。
進路は大学に進む、就職する、ニートになるの3択ですよね、それでどこの大学に行くのか悩むのでしょうか、悩んでも行ける所にしか行けないですよね。やっぱり自分には他の人が何で悩んでいるのか理解出来そうも無いです。他人の期待に応えようとしているのでしょうか、するとそれは「良い子と思われたい」のトラウマを持っているので問題はメンタルが病んでいるのに気が付いてトラウマの解除をするのかになります。
就職の場合は何処に行きたいのかで悩むんですかね。自分の高校の頃はネッツともなく田舎に住んでいたので世間の情報が限られていて本当に何も知らなかったのですが今なら調べようとしたら調べられそうです。その仕事に就いたら毎日の生活のリズムから付き合う事になりそうな人達から給料から具体的に仕事で何をやっているのかまでです。会社の将来性から自分の住む事になりそうな土地からけっこう調べられると思います。
そこまで調べたら後は選ぶだけだと思うのですが悩む要素がある様には思えないです。
でもこの悩む癖は日本の学校のシステムの弊害ですね。日本の学校ではシステムが決まっていてそのシステムに合う人を適性がある才能がある能力があるとして称えますね。それで全員にその人になるように強制しているんですね、つまりそのシステムの中の最高の歯車になるのを求めている訳です。
つまりその人の得意な事など関係なくテストで良い点数を取れる人を育てるシステムです。
それで歯車になる事を求められていてひたすら歯車になる事に集中していたのがいきなり自分で自分に合うシステムを探さなくては行けなくなったのです。今までそんな事はやった事が無かったので心の準備が出来ていないのもやり方が分からないのも当然です。
そういう意味では大変だろうとは思いますが変化に付いていけないものは淘汰されるのが自然なのでなるようにしかなりません。自慢になりますが自分は今度4つ目の世界に移ります。最初の世界が生まれてから日本の田舎で育った時代です。その田舎から英語の世界に移りました。完全にカルチャーショックでした。30年程そこで生活をしていてこれからは日本の方が面白そうという事でアメリカの生活は全部おいて日本に帰って来ました。これもある意味カルチャーショックで3回目の移動です。
日本に慣れるまで少し時間が掛かりましたがアメリカで暮らしていたよりも面白い暮らしをしたくて場所を探していたので知らない土地で知り合いも1人もいませんでした。ようやく良さそうな所を見つけて移動です。今回が4回目です、知っている人誰も居ません、土地勘も全くありません。
でも自分が何を欲しいのかが分かっていると悩む事無く行動に移れると思うのですがどうでしょう。
自分で書いた本です。
肩こりは遠隔で施術しています。