負けちゃいましたねー；
宇佐美2連発に目が覚めて、最後まで見届けることにしたのですが… …
【日本 vs オランダ】
なんだかんだ、楽しい試合でした。日本の左サイド、ぼこぼこにされてましたけれど。比嘉はスピードと運動量では競っていたと思うんですが、その後が残念な感じでした。攻撃時のポジショニングはむちゃくちゃ良かったんですが、DFはやっぱり守備力ありき、だと思うので。でも、ここで海外との、しかもオランダ相手に、差を測れたのはいいことだと思う。若さがあるので、出来ることと、足らないことを学べる良い機会だと思いました。貴重な経験を次に生かして、将来、面白いことになってくれたらな、と思いました。
面白いと言えば、攻撃陣は良かったです。観ていて楽しかった。斉藤のドリブルにはなかなか足は出せないだろうし、宇佐美はやっぱり別格。バイエルンで辛苦をなめた分、ね。高木次男も攻守に汗をかいてましたが、2得点に絡む、あのパスは本当に良かったです。
A代表以外って、荒削りの部分や、若さゆえの危うさもあるけれど、将来性に夢を持てるから観ていて楽しいですね。今までチェックしたこと、なかったんですが；「完成されて無さ」がある意味、いいなぁ。
【日本 VS エジプト】
疲労もあったかと思うんですが、守備が後手後手でした。エジプトはプレスも早く、非常に効率的に前線へとボールを運んでいました。序盤こそ攻めていた日本も、連戦の疲れからか、なかなかボールを落ち着かせることが出来ず、2失点。
後半に入り、指宿→大津 高木→東 に交代。高木→東は少し???な感じでしたが、大津効果はすぐに現れます。大津→宇佐美でゴール。続けて、宇佐美ゴールで、早々に日本は同点に追いつきます。
酒井高徳はまだまだ攻撃の人かもしれないですね。フィジカルは負けてないですが、守備は少し不安。もしかしたらトルコ戦で足を痛めた影響もあったのかもしれないけれど、守備ではキレがなかったように見えました。戻りも遅かったし。敵陣内では、いい感じだったんですが。前半の指宿へのグランダーのパスは、正確で、相手DFからしたら虚をつかれた感じで、チャンスを広げていたし。
宇佐美の落ち着きと強さは、頼りになりました。ゴールはもちろん素晴らしいけれど、パスがほぼ正確。オランダ戦のサイドチェンジのロングパスは、ぴたりと味方に合っていて、一人でざわめいてしまった（笑）、A代表でもなかなか見られるものじゃなかったかな、と思いました。ホッフェンハイムでの活躍に期待です。
前半の2失点が響いた日本代表はGLで敗退となってしまいましたが、この経験をオリンピックで生かしてもらいたいです。個人的にOAいらない派だったんですが、守備陣にはちょっと必要かも。あとはボランチの層も厚くしたいところですが、このあたりはA代表も悩みどころですから、日本のサッカーの慢性的な弱点かもしれませんね。