UEFA CL11/12 FINAL バイエルン VS チェルシー | Clean Sheet!!

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UFEA CL11/12 FINAL

バイエルン VS チェルシー (1-1)


【素人の言いたい放題】

個人的には去年のCL決勝戦(バルセロナVSマンチェスターユナイテッド)より面白かったです!

派手さはないし、いろんな意味で渋い?試合展開でしたけれど、攻めのバイエルンと守りのチェルシー、なかなか見ごたえがありました。


ボーナス目当てに(笑)バイエルン…というかノイアーを応援していたつもりが…


試合が進むにつれ、何故かチェルシーを応援している自分。

おかしいなぁ、攻撃的サッカーが好きだったはずなのに。内田を応援しているうちに、なんだか守備よりになってしまった。…あれ?そもそも内田も攻撃的SBのはずなんだけど(笑)

ま、そんなことはどうでもよくて!

PK戦までの120分間の見所。

前半>80分~>延長前半3分>>>残りの部分(まどろみの時間)

個人的にはこんな感じです。

そして、勝手に決めたMOMはチェルシーのGKチェフです!!

1度だけ生で観戦したことがあって、その時も「すごい!」しか口から出なかったのですが、今日も神でした!失点はさすがにあれを止めるの無理だろなぁ、というものだったし。

そして、それと同等に感じるのは、バイエルンのSBラームです。

素人目にも、攻守にほぼミスがない、常に冷静、守備の読みも鋭いし、攻撃参加のタイミング、サポートしている場所も良かったと思いました、うんうん。好きだな、ラームのプレイスタイル。

でも、主役はやっぱりドログバ!!

83分にミュラーのヘディングでバイエルン先制。この時点で「チェルシー終わったかも泣」と思いましたが、ドラマが待ってた。88分。チェルシーがこの試合で初めて得たCK。マタのCKにドログバが恐ろしいくらいきれいに合わせて、ヘディング。同点に追いつきます。「ドログバ神!」と叫んだのもつかの間?なんと延長戦開始早々、チームを救ったドログバが、PA内でリベリーを倒してしまいPKを与えてしまいます。

この日二度目の「チェルシー終わったかも泣」を呟いた瞬間。

キッカーはロッベン。思わず頭をよぎる、ドルトムントとの頂上決戦のPK。

まさか、まさかね、と思っていたら、チェフ、コース読んでました!!

すごすぎる。まさに守護神。

(この後のPK戦も、バイエルンのキッカーのコース、全て読んでたんですよね、チェフは)

そして、ロッベンにとってもバイエルンにとっても痛い結果となってしまいました。


運命のPK戦 スーパーGK対決

PK戦ってあんまり好きじゃないんですが、このレベルになると、GKも超トップクラスの選手ばかりなので、ドキドキしながらも、見ごたえあり。120分の試合内容に勝るとも劣らないドラマがあって、面白いです。

特に、バイエルンの3人目のキッカーが驚きのGKノイアーだったので、まさにGK対決が実現

先行はホームのバイエルン。蹴り込むゴールも、ホーム側。チェルシーは、あの真っ赤に染まったゴール裏のサポーターのプレッシャーも受ける訳です。アウェイ感満載。

まずはバイエルンのキャプテン、ラームがきっちりと決めます。

チェルシーの一番目は、マタ。ノイアーがセーブ!

おぉ!!神対決負けてない!!(ボーナス近づいた!)

けれど、バイエルン4人目のオリッチが弾かれ、ここで両チーム並びます。

チェフ神は前述通り、全てのコースに飛んでます。怖い。そして、チェルシーのキッカーたちは、皆、上手い。ノイアーすら手の出ない、ものすごいコースを狙ってきっちり決めてきます。

そして、運命の瞬間。

バイエルンの5人目は、シュバインシュタイガー。

フェイントを入れたキックは、なんとポストに!!ユニホームで顔を覆うシュバインシュタイガー、観ているこちらも胸が痛む。

チェルシー5人目は、ドログバ。

個人的に、この試合の「主役」と思っている選手。ノイアーなら止めるかもしれない、と思いつつ、ドログバのこの試合に賭ける執念?とでもいうようなものが勝るかも、と息をのんで待つ、その瞬間。

彼の放ったボールは、ノイアーが飛んだ方とは逆へ。真っ赤に染まるゴールへ吸い込まれていきました。

チェルシー、ビッグイヤー獲得です。


レバークーゼンと同じ轍を踏むとは思いませんでした

リーグ戦も、ポカールも、そしてCL制覇も成らず。全て2位で終わってしまった今季のバイエルン。3冠目指しての補強も、あと一歩が届かず。レアルをPK戦の末降した瞬間、CLは取れるんじゃないかなと(ホームだし)思っていたのですが、そうそう上手くいかないものですね。この決勝戦も、攻めていたのはほぼバイエルン、得点のチャンスも再三ありながら、最後の最後で決め切れなかった。
スカパーで観ていたのですが、ピッチに座り込んで動かない、ロッベン、シュバインシュタイガー、2人の姿がしばらく映し出されていたのですが、なんだか胸が締め付けられる思いでした。ともに、PKを決め切れなかった同士。ロベルト・バッジョの、あの名言がささやく時。


青のチームが欧州制覇

色々と、波乱に満ちた今シーズンのCLでしたが、チェルシーが王者となりました。青のチームがビッグイヤーを掲げたことにあやかって?来季、シャルケに期待したいところです(笑)内田がどうなるかよくわかりませんが、とりあえず、もしフンテラールが残留なら(や、残留してくれないと困る)、セットプレイの守備はドログバを見習ってくれ(笑)お願いします。


チェルシー、おめでとうございます!!