2021-01-27更新

相変わらず、こっそりと伐採枝葉を持ち込んで、造園業者は煙を立ち昇らせている。

条例違反を無視し、近隣に迷惑を掛けながら。

社会のきまりを守れない酷い人たちだ。

燃やしているのは薪ストーブだと言えば何でも許されると思っているようだが、

周辺の生活環境を悪化させておいて、反省の色は微塵も無い。

企業としての姿勢に大きな疑問を感じる。

自治体は「充分に配慮」と言っているのに。

 

 

薪ストーブと野焼きの密接な関係、薪を通じたつながりについて暴きたいと思う。

 

薪ストーブや暖炉のユーザーに薪を供給している殆どの主力は、

林業者(建材含む)と造園業者だろう。

 

造園業は園芸サービス業。神奈川県では野焼きの許可対象になっていないから完全な違法焼却。

産業廃棄物処理法違反だ。

廃棄物の処理および清掃に関する法律

(環境省所管)

条例で業種が絞られているが、他の県や地域でも、そういった決まりは有るようだ。

 

幹線道路を通っていても、遥か山の奥からもうもうと、いつも同じ場所から煙が立ち上がるのが頻繁に(殆ど毎日)見える。

煙が見えにくくても、やっぱりかなり臭い。かなり遠くまでにおう。いつも。臭いはごまかせない。

 

造園業者が自らの伐採樹木枝葉(の焼却は禁止のはずだが。)の他、産廃処理場でも無いはずなのに、どこからか建築廃材?の類を運び入れて、それまでも薪にする為なのか、切ったり燃やしたりしている疑いが有る。その辺りを通過するときは、木質を燃焼した臭いに混じって、時折、樹脂系の燃焼臭も漂ってくることがある。明らかに産廃の違法焼却だろうと思われる。

 

付近の住民たちは不快に感じ迷惑していることだろうと思うが、業者の報復を恐れているのか、誰も行政に通報しない、出来ないのだろうか。何とか対処すべき事案だと思うが。

そのような事情をきちんと汲んで、行政(環境担当)は頻繁に巡回して注意警告をすべきだ。もしも再三の警告を無視して繰り返すようであれば、手加減などせずに司直の手に委ね摘発も視野にいれてほしい。警告を無視し連日野焼きを行うような悪質業者はきちんと逮捕し、社会的+法的制裁を与えてほしい。とにかく、大気汚染を止めさせてほしい。

 

参考までに埼玉県久喜市のサイトから。

野外焼却(野焼き)は禁止されています!

この中、赤い文字ではっきり書いてある。

産業廃棄物(事業活動に伴って生じた廃棄物)の焼却や常習性(複数回の行政指導にも従わず焼却行為を繰り返すこと)がある等の悪質な場合は、警察へ連絡してください。

このように。

違法焼却はきちんと通報しましょう。

 

都会に住んでいる人には解らないでしょうけれど、深刻な問題ですから。

 

常習的な事業者の違法焼却処理はどうみても完全にアウトだ。

その場しのぎな言い逃れの言い訳もどこからともなく聞こえてきた。

最初は、

「自宅の伐採枝葉をもってきて燃やしているだけ」

次には、

慌ててストーブのようなものを持ち込んできて言い訳をする。

「薪を燃やして暖をとっているだけ」

だそうだ。どうあっても燃やしたい欲望に取り憑かれている模様。

 

そもそも、自宅のゴミをなぜ会社で燃やすのか。明白にアウトだ。

例えば、使っていたドラム缶を隠してみても、そこで穴を掘って燃やせば同じこと。何をどうやってみても、どちらも禁止されている。

「薪を切るだけ」なら、そんなに一年中、春夏秋冬の長期間、長時間、大量の煙や臭気を出すような野焼きなど、必要ないはず。切り粉などは穴を掘って埋めれば自然に還る。

なにをそんなに大量に燃やしているのか。造園の事業で発生した伐採樹木枝葉なのは明らかだ。無許可での自家焼却は禁止のはず。どう考えても不必要で違法な燃焼行為だ。

 

もし屋外作業で暖をとるためなら、あのような盛大な煙や臭気は出さずとも充分に可能のはず。しかし夏でも長時間、連日燃やしているのだから、暖をとる理由というのは全く通用しない。完全な嘘だ。違法である上に、その前にあまりにも非常識だ。近隣住民に対する配慮が全く感じられない。悪徳企業だ。

 

暖をとるために燃やしていると詭弁としか思えない言い逃れをするが、
造園業という職業は、あまりにも神秘的だ。我々の理解を越えている。
猛暑の真夏でもひたすら火を燃やして暖をとるらしい。

そして彼らは真夏でも火に当って涼をとるらしい。
そして、自らのことしか考えず、

燃やし続けることに執心のあまり近隣への煤煙悪臭の迷惑も顧みないらしい。

 

実態は、こういった造園業者が薪ストーブのブームを煽り牽引しているのだ。

こんな悪質な造園業者。自称、どこかで修行してきたすごい職人らしく、

指導員資格まで持っているらしいが、野焼き禁止という条例違反を平然と常習的に繰り返す

いったい、どこのどんな師匠?から違法焼却をしても良いと指導を受けてきたのか、疑問だ。

 

警察の指導を無視し、役場の指導を鼻であしらい、執拗に違法野焼きを続ける悪質ぶり。

そんなことをしているから、造園業者って、その程度?と思われてしまうのだ。

法律や条例を守れないような業者は、事業を行う資格は全く無い。弁明の余地もない。

 

そういった造園業者から薪を買わない方がよい。もしかすると建築廃材を切り刻んで

もってくるだろうから。地域住民に迷惑を掛け、違法行為をしているのだから。

薪を納品させているショップも冷静に造園業者の隠れた姿を客観的に判断すべきだ。

 

 

しかし実は違法焼却をしているという認識は(強がって言い訳をしてみても)深層心理には有ると見え、連日、日中に堂々と燃やしていたのが知恵がついたのか次第に巧妙になってくるもので、通報を恐れて役所が閉庁している日や平日の早朝、夕刻や宵闇に紛れて燃やすようになったその造園業者。結果としては更に悪質という評価を与えざるを得ない。

言い訳もさらに詭弁度を増すことだろう。どんな荒唐無稽な言い逃れをするのだろうか。


 

ちなみに、鎌倉市では事業所の薪・ペレットストーブについて、

「事業者が使用するストーブからの臭気には、法令が適用されることがあります」

とはっきり書いてあるので、戸外で暖をとる為と言い訳するような造園業者であっても、

このような言い逃れはできないはず。近隣自治体もこの姿勢を見習うべきだ。

屋内外共、事業所で暖をとる燃焼行為の結果の臭気は行政が指導する可能性があるということ。

薪やペレットを使用したストーブのご使用について

 

暖をとる、という理由ならば、産廃木材を薪と言い換えて連日終日のように燃やし続け、

どんなに煤煙臭気をまき散らしても許されるのか。あまりに悪辣な理論だ。

自分勝手すぎるし明らかにこれは脱法行為であり絶対に許す訳にはいかない。

 

 

先ほど、造園業者も薪を販売していると書いたが、記事の本題。

 

産廃の違法焼却をするような、企業倫理の低く、遵法精神の無い、そういう意味では「酷い業者」から薪を購入しているかもしれない、納品させているかもしれない、という可能性が充分に有り得ることを、そういった業者から薪を購入しているかもしれない薪ストーブや暖炉のユーザー、薪ストーブ販売店は頭を冷やして謙虚に考えなおしてほしい。

薪ストーブユーザーは、結果として薪の供給側の違法焼却という触法行為と大気汚染環境破壊に間接的に加担し、近隣住民に著しい継続的な迷惑と不快感を与え続けている可能性が大きいことを反省し考えなおすべきだ。

 

ちなみに、筆者はこういった違法野焼きを、注意警告を何度も受けながらも上述のような詭弁を並べ立てて執拗なまでに燃やし続け、無許可で建築廃材の産廃受け入れをしている、悪質極まりない、手広く薪を販売する、前段に書いた造園業者を1社は確認している。

 

更には、関係が有る人間なのだろうか、その事業所にドラム缶を持ち込む(焼却に使うのだろう)共犯者までいる始末だ。しかしながら、いずれの手法を駆使したとしても、ドラム缶や穴掘り焼却という違法行為に加担することには変わりが無いのだが。山奥で隠れて行っているようなので現場の様子は見えないのだけれど、まき散らし漂ってくる煙と臭いは隠しようがない、バレバレなのだが。

 

 

現状では規制が無いとは言っても薪ストーブや暖炉の煤煙と臭気で辺りじゅうに迷惑を掛けていることと、薪を通じて関係の有る薪販売業者が、裏で違法な野焼き、産廃の違法処理を平然と行って、やはり辺りに同じように煤煙と臭気で迷惑を掛けていることは、周辺から見れば、「煤煙と臭気を地域にまき散らしている行為」として見れば全く同じことだ。同じ「大気汚染」をしていて、片や法規制無し、片や産廃処理法違反、この矛盾についても、冷静に考え直してほしい。現状の薪スト排煙を放置ということは、どう考えてもバランスを欠く。

 

伐採樹木枝葉も産廃であり、それを造園業者が自らの手で焼却することは違法なのに、その業者が薪として切り刻んで販売して、それを買ってきて薪ストーブという名の家庭内焼却炉で燃やすのは現状では違法ではない、というのは疑問だ。同じ伐採樹木を燃やしているのになぜ規制できないのか?脱法行為ではないか?ということだ。

 

ある造園業者が「うちではもう燃やせないので薪として伐採樹木を引き取ってくれないか?」と薪ストユーザー?に持ち掛けたというのを、どこかのブログで見た記憶が有る。これがその動かぬ証拠であり実態だ。

産廃を家庭内焼却炉で燃やす、ということ、そのものではないか。脱法行為そのものだ。

 

業者の違法野焼きが少し減る代わりに、薪ストーブや暖炉の煤煙が増えたのでは、全く意味が無い。

問題発生源ををただ分散させただけではないか。環境保全とは正反対のことだ。どこが環境にやさしくエコなのだろうか。出てくる煤煙は同じだ。

 

違法かどうかの議論以前に、モラルや道徳的に、そういった薪ストーブや暖炉ユーザーや薪販売業者が、自分さえ良ければ周りの事なんてどうでも良い、そう考えている、と思わざるを得ない。どっちもどっちだ、という評価になるが。

 

何れにしても、煤煙と臭気を出すあなた達は侮蔑の眼差しで見られていることは認識したほうが良いと思う。

 

地元の行政や警察はこのような問題に対して、完全に逃げ腰。全く対応する気が無い。のか、その能力自体が無いのだろうか。日本語が読めないのか?

法や条例の趣旨目的をきちんと正しく理解しなさい。「原則燃やすな」ということを、なぜ解らないのか。条例を正しくきちんと読んで解釈すれば、この造園業者の常習野焼きは、いかなる言い逃れの言い訳も却下できるはず。

 

一般家庭の一般廃棄物さえ、基本的に燃やしてはいけない。近隣でも、きちんとゴミとして回収してもらっている。一軒も自家焼却はしていない。それなのに、他所から来た造園業者が仕事で発生したゴミを連日燃やし続けるのは、「軽微なものだから問題ない」と言えるのか。

当然、事業から出てくる事業系ごみは、産業廃棄物。事業で出たゴミを無許可事業者が自ら燃やしてはいけないはず。

 

許可された野焼きとは、必要最小限、やむを得ない少量短時間。バーベキュー、農家の野菜残渣処理、災害や儀式等の限られたもの以外は、原則禁止のはず。

 

春夏秋冬です。暖を取るという理由は嘘です。

仕事で発生している伐採枝葉樹木は産廃です。

朝から夕方までの長時間。そんな量なら、やむを得ないを越えています。

 

それらの、どこか「軽微な野焼き」なのか、万人に理解できるように、基準を明確にして説明してほしい。お役人さん。

煙と悪臭を吸わされ続ける側の身になって考えなさい。法や条例の趣旨目的を理解し、何をも恐れずに、それを守らせ、守らないのなら取り締まるのが公務員の仕事のはず。

 

産廃を中間貯蔵などの無許可のままで蓄積しただけでも立件されるのに、それを連日常習的に燃やすのをなぜ立件できないのか、全く理解に苦しむ。

公務員に準ずる立場の非常勤特別職である消防団員の、しかもその要職に有る立場の者が、自らの事業として通年ほぼ連日長時間、事業で発生した伐採廃棄物を「自宅のゴミだ」「暖をとる」等と言い訳をしながら常習的に燃やし続けるのがなぜ許されるのか。夏でも燃やすのは全く理由にもなっていないが。

どう考えても慣習とは判断できない、軽微を越える著しく迷惑な野焼きを頻繁にしていてもよいのか。消防団員なら何をやっても許されるのか。庇っているようにしか見えない。

 

最後にこれを見ていただきたい。

薪ストーブと、違法野焼きと、炭焼が同時に行われた運の悪い日。

空はもう真っ白になっている日。

こんなとんでもない数値になる。これが、問題ない、と言えるのか。

なぜ、こんなことが許されるのか。考えてほしい。

 

海で遊んでばかりいる首長。考えなさい。やめさせなさい。まずは事業者の違法常習野焼きを。

個別事案は環境担当に言えと貴方は返事をくれましたね。その環境担当が条例の本旨を理解せず、住んでいる側の立場を全く思わず、中止命令も出さず役に立ちません。連日のどこが軽微なのか。

あなたには過去、個別事案だけでなく、総合的に中長期的視野に立って大気汚染問題に取り組むように何度も通告しました。それに対する答えが、このお粗末だとは残念だ。脳力無しと判断します。

あなた達は、このように書かれて悔しくないのか?

 

ある大都市の公務員とおぼしき方より否定的なコメントを頂きましたが、

正義感を振りかざしているわけではなく、正論と法や条例の正しい運用について述べているだけです。

この文章に反感をもつ人は、おそらくは煙を出している側の人と、

お役人の方々だろうと思います。

大多数は、迷惑をしているのが真実です。

 

 

追記:

林業造園業から発生する伐採樹木枝葉は産業廃棄物で自家焼却は禁止、それを守らずに違法焼却が横行しているという話を書いたが、これに関連する事として以下のような事例、自家焼却を行わず資源化に取り組む先進的な優良企業を見つけた。

林業造園業の方々は、もう大気汚染の原因となる薪の販売や違法焼却に力をいれるのを止め改心し、この事例を是非とも見習ってほしいと思う。安易に「燃やせば良い」というのは現代においては既に通用しない。違法である上に社会には受け入れられないのだと認識してほしい。

 

株式会社鶴松造園建設

 

河津造園株式会社

 

株式会社葉隠緑化建設

 

株式会社 南大阪造園

 

大藤産業株式会社

 

久保造園土木株式会社

 

横須賀緑化造園協同組合

 

株式会社 北海道アトリウム

 

これらの造園業者では、伐採樹木枝葉の焼却処分をやめ、破砕粉砕して様々な用途に利用するしくみに積極的に取り組んでいる。(九州が多く検索ヒットするのは何故?)

まさに、燃やさない=環境負荷の「無い」大気汚染を「しない」真に正しいエコであると言える。

再三だが、各地の造園業者はこのような「基本的に燃やさないエコ」を見習ってほしい。

 

これらの上記のサイトの中に書かれている事をまとめてみた。はっきり書いてある。伐採樹木を燃やすのはco2排出増加になるということを。

「堆肥化や有効利用で伐採樹木を燃やさず自然の力で土に戻す=ゴミ減量や二酸化炭素の排出抑制」

つまり、人間の都合だけで強引に燃やして速やかに大気中にco2を排出するのではなく、自然の摂理に則ったゆっくりとした速度にまかせるというのが本当のエコという、正しい認識をしている、ということだ。

 

造園業者自らが「樹木を燃やすことは環境負荷になると認めている」のだ。それなのに、今だに多くの造園業者が産廃処理費用を出し渋り、ゴミがカネになって儲かるからと薪を作って販売するのは、大きく矛盾している行為であることに気がついてほしい。

 

造園業も、林業や農業と並んで、無くてはならない重要な業種であることには変わりは無いのは事実だ。が、それらに対するイメージや評価は、厳寒酷暑のなか日々頑張っている労苦の割には、現状ではかなり低めに見られているのは非常に残念な事である。

そのマイナスイメージを向上させ、立派な社会的責任を果たす一つの大きな方法、あなたの会社の主要戦略として、このような「本当のリサイクル・エコ」に取り組むのはとてもよい機会であると思う。ここは是非とも頑張ってほしい。

 

このような取り組みを進め広めてゆけば、結果として造園業や、更には林業に対する著しいイメージアップ、企業の社会的評価の向上にもなるし、結果として地球温暖化抑制に最も寄与でき、大気汚染環境破壊をしないで済む処理方法であることを認識してほしい。頼む、地球環境のために。

 

以下、参考法令。

再生資源の利用の促進に関する法律

(経済産業省所管)