シリーズ4回目になりました。

前回、サイコンを追加で取り付けた事を紹介しました。

ケイデンス(クランクの回転数)以外気にしないって言いました。確かに言いました。

だけど、サイコンの画面にスピード出てるんですよ。しかも「オレを見ろ!」と言わんばかりにケイデンスよりも上に、大きなフォントで。

出てたら見るじゃないですか。気になるじゃ無いですか。

という訳で、スピードも気にする様になりました。

焼肉号にはフロント3速、リア7速のいわゆる21速のギアが着いています。

フロントは外側が大きいギア、リアは外側が小さいギアです。

普段平地を走る時はケイデンス重視でフロントをアウター(最も外側)、リアを3速、4速あたりで走ることが多いのですが、その状態での速度は20〜22Km/hぐらいです。ちなみに、まあまあの下り坂で1番重たいギアにしてもトルクがかからないぐらいスピードがあがると68Km/hぐらいまで出ます。意外と速いのね。

スピードは自分の脚力によるところが多いですが、バイクに乗るポジションでもかなり変わってきます。

例えば、速いバイク筆頭のロードレーサー。下ハンドル持ってる時なんか上半身と地面が水平に見えるくらい前傾姿勢ですよね。焼肉号の様なクロスバイクはロードバイクに比べると上半身が起きている状態で乗ることになります。ママチャリだとほとんど背筋ピーンな状態です。

上半身起きていると向かい風すごいんですよ。風が吹いていなくてもスピードが上がってくるとまさに見えない壁があるような錯覚が、、、

じゃあ、どうやって前傾になるの?って話ですが。

まずはシートポジションですね。

焼肉号はシティクロスバイクですが長距離を快適に走る為にママチャリからしたら信じられないくらいシートポジションが高い位置にあります。シートに座ったら地面に爪先すら擦りもしません。

無闇にあげればいい訳じゃないですけどね。一応、いろんなWebサイト見て適正(と思われる)高さにしてます。

でもシートポジションで前傾を稼ぐには限界があります。

ハンドル持つ位置が下がればいいんじゃね?

と思いたったが吉日。触ったこともないハンドルを固定しているネジを緩める自分がいました。

スポーツバイクのハンドルの高さはハンドルコラムの長さの範囲内であればある程度上げ下げが簡単にできるようになっています。

焼肉号のノーマルはハンドルが1番高い位置で組み上がっていました。

ハンドルの軸には高さ調整に必要なコラムスペーサーというものが何枚か挟まっているので、写真ではとりあえず何枚かあるうちの2枚分下げました。ハンドルの下にあったスペーサーを外して、ハンドルを挿してからスペーサーをハンドルの上から乗せれば簡単に下がります。7mmほど下がったでしょうか。

たった7mm??

って思いますよね。私もそうでした。

が、乗ってみると明らかにノーマルより前傾姿勢に!

で、肝心のスピードは??

うーん、、、平地では体感できるほどではないがサイコンの速度は0.5Km/hぐらい上がったかな、、。

ポジションを変えてから200Kmほど走りましたが違和感無く、むしろ今までよりペダリングしやすくなった様な気がするので満足とします。

この様に自分でバイクをカスタムするのも楽しみの1つになってきました。

次回はどうなる焼肉号。