その夜、2人からメールがきた
なんでこなかった、どうして
そういった内容だ。
僕は忘れてた、期限が過ぎてたとその場を濁した。
僕自身どこか松高に興味がそこまでわかなかったのだろう。無難な学校、そういった感覚。
もう一つ、僕は2人と野球をしたいという気持ちよりも2人と対戦したいという気持ちの方が大きくなっていた。
次第にぼくの気持ちは花商の方に向いて行っていた。
ゆうかという彼女がいたがそれは二の次三の次で、花商で野球がしたかった。
反対されれば別れようと思っていた。
ゆうかが家にきて
彼女におもいをうちあけると、、、
応援するよと後押し、僕は正直ゆうかが渋れば別れようと思っていた。
野球に集中するため、ゆうかからしたら訳のわからない理由だろう。
けど本音は別れて野球に集中したかった。
ゆうか「そのかわり毎日少しぐらいは連絡してね。夜寝る前ぐらいわ。」
その場はなんとなく合わせて、その場はおえた。
心はほとんど決まりかかっていた!
一人で花商に行こうと!
数日後、
小太郎「花商の練習見学行ってみよう!知り合いの人が関係者で見にこいって言ってるんだ!いかないか」
「小太郎は松高に決めてるから遊び程度だろう。」
見て損はないと思ったから
いくことにした。
たけゆうも三人で。
グランドに着くと、これぞ高校野球というにふさわしい活気のある練習。
ぼくはかなり魅力を感じた。
川上監督が場を盛り上げて、選手が盛り上げ続ける。
みんなが楽しそうにみえた。
このときは。
川上監督も僕らのことを熱烈ラブコールで迎えてくれ、もはや入部が決まったかのごとくのあつかわれ方。
ぼくも気持ちは完全に傾いてしまっていた。
野球に傾くぼくの気持ち
女子マネージャーの三原さんにかたむく小太郎の気持ち
ほんとに流されやすいやつだなぁ。
まさにソーメン。
たけゆう「よく見てみろ、よく見たら可愛くないって!」
小太郎「うそだぁー!三原さんはおれのものや!」
2人はグランドから離れてもずっとそのことを言い合っていた。
僕はこのとき決めた。2人と違う道になるだろうが花商にいこうと。
その日に両親に言った。
母親のタマ(あだ名)も父親のゴルゴ(あだ名)も了解してくれた。
2人とも絶対に寂しかったに違いない。
必ず絶対にレギュラーでタマとゴルゴを甲子園に連れて行こうと誓った。
次の日、顧問の先生に相談しに行った。先生も勝負するんだからしっかり体を作っていけと後押ししてくれた。
そして数日後、顧問の先生と話していると、
先生「三人ずっと小学校から高校までずっと一緒とはすごいなぁ。なかなかないことやぞ」
?
!!!
2人のところにすぐいき、
「小太郎。お前、松高ちがうのか?」
小太郎「花商にした!」
「たけゆうも!?」
たけゆう「うん。」
小太郎「親から離れて一人暮らししたいからな!」
そんな理由できめんな!と笑った。
やっぱこの2人と野球するのか。
したい!そう思った。
2人とも同じ気持ちだったと思う。
俺らの三人は花商に希望を抱いてた。
ほんとうの花商を知るまでは。
それから毎日、ランニングと素振りは欠かさず毎日練習した。
2人は毎日バスケに明け暮れていた。
中学、高校はバスケとサッカーが妙に流行る。
僕はそれほど好きではなかったが、どうしてもと誘われたときだけは、バスケやサッカーをみんなで真っ暗になって、ナイターをつけて、アルソックの人に怒られるまでやり続けた。
楽しい中学の最後の年を楽しんだ。
そして花商の受験の日、三人は遅刻せずきちんと試験と面接を受けた。
試験会場には野球部らしき人は結構いた30人ぐらいだろうか。
その中には、他校の野球部の友達から、県内でも上手い奴らが全員と言っていいぐらいきていた。
こいつらとチームメイトで甲子園目指すのか!ワクワクした!
まるで中学のオールスターのような顔ぶれ。
帰路についた。
合格は川上先生との間ではなしがついていたので安心して合否を待った。
合否通知が届く日。
封をあけると合格と書かれていた、分かってはいたがやはりホッとした。
たけゆうに電話して聞くと、
たけゆう「合格したよ!」
小太郎に電話すると、
小太郎の様子がおかしい
まさか…
続く。