今回もカルシウムについてお話します。
カルシウムは摂取量がほとんどの年代で不足している栄養素の一つで、
摂取量自体も減少傾向にあります。カルシウムが不足すると骨量が
減少して骨折を起こしやすくなったり、骨軟化症、骨粗しょう症、
くる病、肩こり、腰痛などを引き起こすおそれがあります。
加齢にともない体内のカルシウム濃度は減少する傾向にあり、
特に閉経後の女性はホルモンバランスの変化により
エストロゲンの値が低くなるため、若い女性のカルシウム不足が
閉経後の骨粗しょう症に影響する場合があります。
また摂取不足による幼児の骨の発達障害にも注意が必要です。
カルシウムは通常の食事から摂取するカルシウム量で
過剰症が起こることはまれですが、カルシウム強化食品などにより
過剰に摂り過ぎた場合、泌尿器系結石や鉄、亜鉛、マグネシウムなどの
吸収阻害が起きる可能性がありますので注意が必要です。
カルシウムの推奨量は成人男性で700∼800㎎/日、
成人女性で600∼650㎎/日です。
妊娠中の人も授乳中の人も600∼650㎎/日です。
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